営業マンの言う「ウソ」とは??
営業マンは真実ばかりを言ってはいません。ところどころに「ウソ」が入ります。そこは気を付けた方が良いですね。今日はそんなお話です。
「木は調湿します」
これは営業マンが言うウソの代表ですね。正確に表現すると、
「自然乾燥の柾目の木は調湿します」
が正解です。木だとなんでも調湿するわけではないですからお気を付けください。多くの人はこの言葉にまんまと騙されています。
調湿するのであれば「部屋干しで洗濯物が乾く」はずですが、なぜか衣類乾燥機が設置されているので、自らが乾かない、つまり「調湿していない」事を証明しています。残念!!
漆喰や珪藻土など「調湿します」って言うのは気を付けた方が良いと思います。多くの場合「吸湿」」はしますが「放出」をしませんからね!!
「天然木を使用しています」
これも日本ではあり得ない事になります。ほとんどが「植林木」です。人が植えた木です。天然木ではありません。
つまり事実ではない事を言い、全く違う物を売るって事なので「詐欺罪」が適応されるレベルになります。
魚だと「天然魚」と言いながら「養殖魚」を売るようなものです。バレたら大変になること間違いないですね。何故か住宅業界では問題になりません。
恐ろしく高い買い物過ぎて頭が回らないからでしょう。
「地震とか自然災害には強いです」
ってこれも何の根拠もない事が多いです。大地震が来てみないとどうなるかは分からない世界でしょう。だって「構造計算」をしてありませんからね!!
多くの住宅会社では構造計算をしていません。これは「4号建物の特例」という事で「確認申請時に住宅は構造計算の提出はしなくても良い」となっています。
それを「住宅は構造計算をしなくても良い」って勝手な解釈をしているだけの事です。建築士はちゃんと構造の確認をするようになっています。つまり「構造計算」をしないとヤバいってね。
根拠の無い言葉を信じて家族の命を託せるのか??
自分は嫌です。そんな営業マンは自社の家には住んでいませんから安心なのかもしれませんね!!
恐るべし営業マン。