パントリーのない家がある理由は??
たまに見かけるパントリーのない家。
雑誌の中に載せてある平面図に「パントリー」が無い家があります。何故か??それは「要望しなかったから!!」です。
「自由設計」とか「注文住宅」とかでは「「要望」しないと設計に反映できないシステムです。ここは気を付けた方が良いでしょう。
「出なかった要望は反映されないシステム」
です。間取りの勉強をしておかないと、パントリーもシューズクロークもできないって事です。
それを回避するには「インスタグラム」の「施工例」を見て「これが良い」って写真を保存して設計者に見せる事でしょう。そうしたら反映されることになります。
ただし、設計者はどのような意図で総設計されているのかまでは読み取る事は出来ません。生活しやすいかどうかは別な問題になります。
よくあるのが「もみの木ハウスのコピー」でしょう。
洗面所の横に「お着替えクローゼット」と「洗濯物干場」を設計しています。それをインスタグラムに投稿していますので、それをコピーする人が居ます。
そんな事をするとどうなるのか??
「洗濯物は干せるけど乾きません」って事になります。また「お着替えクローゼットの衣類にカビが生えます」ってな事になります。
それで良いのか??って事です。
設計者はそんな事は知りません。なので何のアドバイスも無いって事になります。暮らしてから被害に気が付くって事です。
インスタの写真も危険すぎます。止めた方が良いでしょう。
基本的に「要望を聞く」会社は危険でしょう。判断できないから「どうしますか??」って聞くことになるって事。
もみの木ハウスでは要望を聞くことはありません。大体が「お金はありますか??」ってな事で終わる事ばかりです。
お金の要素を外せば聞けますが、多くの場合は工事費が上がることだらけになります。全部聞くことはできますが、実際に工事できるかどうか??でしょう。
資金計画もせずに要望を聞くことは恐ろしい事なんですが、誰も気にしません。その後に来る大きな波が「予算オーバー」というもの。
言わないとできないし、言ってもできない。
自由設計は怖い。