実家をコンパクトに建て替え 洗濯家事が楽なもみの木の家
出会い
今回は鹿児島市明和の現場です。今回の家の新築工事依頼のきっかけは「ホームページ」でした。土木関係のパース作成を手掛ける息子さんが「家づくり」という事で色々な住宅会社のホームページを見たそうです。でも、なかなか「本当の事」が書かれていなかった。そこで出会ったのが「もみの木ハウス・かごしま」のホームページだったみたいです。最初の出会いは「見学会」でした。鹿児島市桜ケ丘の家の見学会に参加されたのが最初です。「色々な会社のホームページを見ましたがなんとなく信じられなくて、ここに来ました」って感じでの見学会への参加でした。最初は「鹿屋市に建てたい」みたいな話で進みます。でも「なんで鹿屋なんですか??」って事にあまり具体的な解答は無かった。色々な話をしましたが漠然とした中身であまり本格的ではない感じで、その日は別れたって感じです。次はまた見学会の予約が入り、見学会での再会です。今度は金峰町の両親の実家の建て替えでのお話しでした。土地の住所から色々と調べますが、所有者がおじいちゃんです。相続に時間が掛かるって事でのご検討です。色々と話を聞きましたがご両親が住んでいる明和のご実家がある事と、その近くに妹さんご家族も住まわれているという事が分かりました。そこで「実家を建替える事が一番良いと思いますよ」ってアドバイス。それから色々とあり、最終的には「実家を建替えます」って事になりました…
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そこから、敷地調査に行く事になります。そこで初めてご両親にご対面です。80代と70代のご夫婦です。今までの経験では「生活の変化」にはあまり良い方向には行かない事が多いってのがありました。が、まるで違い「早く建てたい」って感じでした。その理由が分かったのはしばらくしゃべってからの事でした。「娘がドイツに居て、その子がブログやYouTubeを携帯に送ってくれるんですよ。出来たらYouTubeのチャンネル登録してもらえますか??」って事でチャンネル登録をしました。新しい営業方ですね!!若い世代からご両親へ情報が伝わるって事が分かった瞬間でした。敷地を調査してプランの作成に入って行く事になりました。が、「私達、一度も家を見てないんですよ」ってな事で、家の見学に行く事になりました。
OBさんの家を見学
昨年に日置市日吉町に建てた家に80代のおばあちゃんが住んでいる家があります。その家を見学に行く事になりました。住んでいる人から出る話は「真実」しかありません。「洗濯物は部屋干しで乾く」とか「生活臭がしない」とか「80代の母が元気に歩けるようになった」とか「腰痛が無くなった」とか「子供達が家にみんな帰って来た」とか不思議な話が次から次に出て来ます。見学にはご両親と娘さんとお孫さんで行きましたが「信者みたい」っていうのが正直な感想だったようです。まあ、もみの木の信者です。
見学しての要望は「早くしてください!!」でした。見学に行ったのが5月22日でした。「今決めていただければ、年内には引っ越せますがどうされますか??」「決めます!!」で決定です。まずは仮住まいに引っ越ししていただき、家の解体を行います。解体祭を6月3日に行い、家の解体作業に入ります。こちらはプランを作り見積もりを行います。メールで送って調整を行い、家を確定させていきました。6月27日に地鎮祭を行います。早い展開です。ショールームでの色決めも終わり、あとは完成を待つのみです。今回は鹿児島市内の現場という事で、いつもと違い敷地が狭かったりして駐車場の確保とかもありました。田舎ではない場所はいつもと違いますね。
今回のプラン
さて、今回の家はご両親と息子さんの家になります。プランは家族に合わせての設計です。ご両親は1階での生活での設計です。ご両親が動きやすいように考えてあります。2階は息子さんの領域で仕事ができるようにしてあります。コンパクトな家です。高性能なのでエアコンは1台でまかなえる。予備で2階にも付けていますが夏用のエアコンになっています。外観は「苔」が気になるという事でブラックの外壁です。なぜか大きく見える外観になっています。が、延べ床面積は28坪です。
最近はコンパクトな家が多いです。なぜか??それは将来を考えるとコンパクトになるって事ですね。今年は大きな家からの住み替えみたいな話が多く聞かれましたからね。今まで住んでいた家はその時の家族構成に合わせて増築をした家でしたが、お子さんが家を出て行く事で、使わない部屋が出て来るって事になる。今回も同じ様な事で、家は広いが使い勝手や快適性が悪いって事での「建替え」って事になっています。まあ「どの時代に合わせるのか??」って事が家づくりでは重要な事だと再認識させられました。
洗濯物は部屋干し
この家では洗濯物は部屋干しが基本です。洗面所と寝室に干し場があります。乾いたらクローゼットに移動するだけ。洗濯家事が楽な家です。掃除はルンバがあればそれで大丈夫です。1階と2階に備えればどこまでも行きます。たまに「床に水撒き」がお手入れになります。湿度計が40%を切った場合がその時ですね。お布団も外には干さなくて良いです。家の中にあるだけでフカフカになる。これも便利です。
打合せはしていません
今回の家はほとんどが「メール」でのやり取りで終わっています。「打合せ」という事自体が無かったわけです。これは建てる人も会社も楽です。「どうしますか??」なんて聞いても答えが出て来る事など無いからですね。ほとんどの事はこちらで決めます。それが良いと考えています。要望を聞き入れてしまった事での「後悔」って意外と多いですからね。まあ、30年後の未来を考えていませんから、そこにフィットして来ない。だから今までの家を建替える事になります。性能はまるで違う家になります。環境でのストレスはありません。来年の正月はトレーナーで過せます。快適ですよ!!
最後に
さて、今回はブログやYouTubeをご覧いただいての家づくりのご依頼でした。ドイツの娘さんがリンクを送ってのお母さんへの情報の伝達でした。これが自分には「斬新な事」だったですね。親子間での情報伝達です。それは想定していませんでしたからね。しかも「ドイツ」で「ヴュルツブルク」ですからね!!驚きます。で、もっと驚いたのがお母さんの言葉でした。「私、ホームページで8つのごめんなさいを見たんです。ここまで書かれているって事は、こちらも覚悟を決めないと思い、覚悟を決めました!!」とおっしゃった。そうなるとこちらはもっと覚悟を決める事になります。
今回も全てを今年中に終わらせた人です。つまりは強いフォースの持ち主って事でしょう。もみの木に出会って人生が変わった人とも言えると思います。まあ、自分がそうでしたから、似た様な感覚でしょう。もみの木に引き寄せられる人はそれなりのフォースがあります。普通の人には無い。なので、もみの木はそこまで広がっては行きません。難しいですね。
このご家族ももみの木ハウスで幸せになって欲しいです。新しい家に暮らす事で健康的になり、ノンストレスな生活を過ごす。これはもみの木にたどり着き決断で来た人のみが体感できる事になります。まあ「稀」な人達だと言えます。
室内干しで洗濯物が乾く??
概要
- エリア
- 鹿児島市
- 家族構成
- 3人家族
- 階数
- 2階建て
- 建築面積
- 69.56㎡
- 土地面積
- 220.63㎡
- 建築時期
- 2023年12月竣工
主な構造・性能
- 構造
- デジタルフレーム構法
- 耐震性能
- 制震ダンパー使用 耐震等級3
- 断熱性能
- フォームライトSL フォームライトエコEB
- 偏心率
- 0.2以下
主な外部仕上げ
- 外壁
- ニチハ窯業系サイディング
- 窓
- YKKAP APW330
主な内部仕上げ
- 床 壁 天井
- マルサ工業製 もみの木
- 壁紙
- オガファーザー 土佐和紙
主な内部仕様
- もみの木製建具
- フラッシュ戸
- もみの木製家具
- TVボード キッチンカウンター 食器棚 下駄箱 テーブル