総予算を考えて土地選びからスタートした家づくり。土地資金を抑えるために北面道路の変形土地を選択しました。

一般的に北面道路は設計が難しいと言われたりしますが、このお住まいは言わない限り変形土地に建っていることがわからないよう設計しました。

コンパクトに設計し、形もシンプルに。家事動線も使いやすいよう単純に設計しています。

基本性能は、長期優良住宅認定に耐震等級は3。断熱は吹付け発泡ウレタンで高気密高断熱仕様です。

窓ガラスには遮熱low-eガラスを採用し鹿児島の暑い夏でも外気の影響を受けにくいよう夏対策しています。

1台のエアコンで、夏場は28℃、冬場は22℃と一定の室温環境で生活することができる快適な空間を作り上げました。

この家も内装材はもちろん「もみの木」。自然乾燥のもみの木は、消臭・抗菌・空気浄化・調湿など、さまざまな効果で室内環境を整えます。

居室や湿気、臭いがこもりそうな部屋には床面積と同じだけ天井や壁までもみの木を使用しています。

衣類を保管するクローゼットは全面をもみの木にすることで防虫剤いらず。

室内で深呼吸するとまるで森林浴をしているような気持ちいい空間になりました。

もみの木の効果と調和するよう壁紙には有害な化学物質を揮発しないオガファーザーを採用しています。

調理器には、ガスでもIHでもない「スーパーラジエントヒーター」を採用。IHのように電磁波は発生せず、遠赤外線での調理なので、料理も美味しく作れます。

すべては住まう人に悪い影響を与えず、良い影響を与えるよう、内装材・設備・器具を選択するのがもみの木ハウスの家づくりです。