暮らしと家を見直す 大きすぎる家から住み替える、コンパクトな平屋のもみの木の家
出会い
今回は霧島市国分の現場になります。きっかけはブログだったと記憶します。どこかでもみの木を知られたようで、資料請求が来ました。
最初、書いてある住所を見てびっくりしました。自分も国分に住んでいますが、その近くだったからです。妻に聞いたら知り合いという事でした。それにもびっくりです。こちらの方が先に情報を知ったわけです。でも、今も良い家に住んでいるのに何で家を建てるのか??それだけが分かりませんでした。
資料請求の後に事務所に相談に来られました。そこで色々な事が分かりました。お互いの子供通しで遊んでいた事や、ご主人と長男が同じ職場だった事も分かりました。そして買い物をしているところに遭遇された事なども分かった。恐ろしいほどの「もみの木あるある」が出てきたわけです。
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そして事務所ではもみの木の実験を行いました。ご主人の方があまり興味が無さそうだったので、抗酸化作用の実験を行いました。その時に何かが変わったと思います。それからこちらが聞きたかった事を聞いていきました。なんで家を建てるのか??その謎も解明しました。大きすぎる家を売って、家族3人用の家を建て直すそして今度の家は快適に住みたい、健康的に住みたいという事みたいです。土地の方は契約まで済んだとの事だったので、場所を聞いて見に行く事になりました。
その後、鹿児島市内の見学会にも参加されました。実際の建物は初めての見学です。「明るい家ですね」っていうのが印象だったみたいです。鹿児島の家は2階リビングの家だったので、間取りの参考にはならなかったかと思います。収納やトイレなどの大きさなどは見ていただき、参考になったかと思います。見学会の時にある程度の家の大きさなど決まりました。
土地・プラン
その後に土地を見に行きます。細長い土地でした。このパターンは何度かあります。細長い家を頭で考えながら測量を進めて行きます。測量の後の杭が残っていたので分かりやすかったです。その後、プランをしていきます。プランもすぐに出来ました。見積もりを作っての打合せを行います。で、最初のプランには「予備室」とか、誰か泊まりに来た時の部屋があるプランでした。当然ですが面積は増えます。工事費も上がる。縮小する事になり、コンパクトプランに修正していきました。細かな修正を行いプランが決定します。今回の家は60代~70代の家族が暮らす家になっています。夫婦とご兄弟です。年齢を考えて、車椅子でも動けるように考えてあります。コンパクトにまとめてあります。広さも25.5坪です。以前に建てた同じような細長い家を見学にも行きました。そこを見ると同じようなプランなので部屋の配置とかが同じですからイメージしやすい。また、住んでいる人の話も聞けるって事で、納得された事だと思いました。
着工へ
構造計算を行い、図面が仕上がって申請業務を進めて行きます。土地の方も決済が終り、その後に地鎮祭を2月24日に行いました。地盤調査もその後に行いますが、ここで地盤改良が出ました。沈下量計算でも軽量判定で、セカンドオピニオンでも改良判定です。最近、改良判定が多い。今までは2年に一度位でしたが、最近は1年に2度目です。たまたまなのか??改良工事が終わり、基礎工事に進んで行きます。4月になってからショールームに行きます。大きな打合せはここだけ。あとは会う事も無く工事は進んで行きます。4月15日が上棟式でした。餅まきに大勢の人が集まってくれました。工事は進み大工工事は6月の頭に完了です。外構打合せを現地で行います。細かな部分をすり合わせて、外構工事も決まりました。シンプルな感じでまとまります。壁紙の土佐和紙での貼り分け考えて、一度決めた場所が気になり、図面を見ていると「はっ!!」となり気が付きます。「玄関ドアがブルーだっ!!」ってね。そこで慌てて、玄関に貼り分けを変更します。これで一体感が出ます。
最後に
3人で暮らすコンパクトな平屋。いよいよ完成です。若い人には参考にはならないかもしれません。が、最終的にはこの家の感じが最終形になる。そういった意味では凄く参考になるでしょう。子供達は居なくなります。この家もほとんど打合せを行わない家づくりでした。細かな部分は全てお任せです。お互いが楽ですね。もみの木ハウスの建てる家が良いってなると他の家は見なくても良くなります。見る意味が無い事が理解できているからですね。そうなると家づくり自体は楽になりますし、暮らし始めても心地良いって事になります。まあ、周りとの話は噛み合わなくなりますけどね??結露など起こりません。それがもみの木ハウスの凄いところだと思います。この現場は節目のお祭りで「鹿児島神宮」に報告とお願いに行きました。意味があるのか??なんて事など考えたことはありません。癖みたいなものです。今回の家は不思議な縁で結ばれた形でした。なぜか皆が繋がっている。親戚まで顔見知りっていう不思議さでした。それでもネットで繋がる事の不思議さです。そうそう、うちの水道工事をやってくれる会社の社長と奥様が同級生だったことも驚きでした。今回は色々な「縁」で繋がった家づくりでした。不思議な、不思議な家づくり。ご主人が静岡出身で、外構屋の社長も静岡出身。しかも同じ町でした。縁結びもお稲荷さんのきつねのお陰なのかもしれません。最近、きつねに縁がありますからね!!
この家の特徴を解説しています! (全4話)
概要
- エリア
- 霧島市
- 家族構成
- 3人家族
- 階数
- 平屋
- 建築面積
- 88.60m
- 土地面積
- 246.28 ㎡
主な構造・性能
- 構造
- デジタルフレーム構法
- 耐震性能
- 制震ダンパー使用 耐震等級3
- 断熱性能
- フォームライトSL フォームライトエコEB
- UA値
- 0.45W/㎡K
- 偏心率
- 0.2以下
主な外部仕上げ
- 外壁
- ニチハ窯業系サイディング
- 窓
- YKKAP APW330
主な内部仕上げ
- 床 壁 天井
- マルサ工業製 もみの木
- 壁紙
- オガファーザー 土佐和紙
主な内部仕様
- もみの木製建具
- フラッシュ戸
- もみの木製建具
- キッチンカウンター 食器棚