実は「建築用語」だという言葉たち!!
実は建築用語だという言葉たち。色々な言葉が建築用語から来ています。
「いの1番」
「一番最初に」とか「真っ先に」とかいう意味で使われますが、これが建築用語なんですね。単純に言えば家を建てる時に使う図面の「座標」から来ています。
横が「い、ろ、は、に、ほ、へ、と・・・」縦が「1、2、3、4、5・・・」という感じで振られています。
その最初の交点が「い通りの1番」って事。それから「いの一番」って言葉が生まれたってお話です。
一番最初の座標って事で「一番最初に」とか「真っ先に」とかの意味で使われています。図面の座標から来ている言葉なんですね!!
「ろくでもない」
これも「無意味」とか「つまらない」とかの意味で使います。実はこれも建築用語なんですね。
「陸でもない」って言います。陸(ろく)は建築用語で「平らな事」を意味します。平らでないから使えないって事で「陸でもない」ってなります。
レベル(水平)が出てないって話ですが、建築は水平か直角が大事です。それが狂っていると全ては上手く納まりません。
水平でない事を「陸でもない」って言う。それが一般にも広がったって話でしょうね??
「束の間」
「短い時間」とか「ちょっとの間」とかの意味になります。
「束」が建築用語になり屋根を支える短い柱の事です。短い柱だから「束の間」って事になる。束の間くらい短いって意味ですね。
「束の間の出来事」は短い時間の出来事という事ですね。
「子はかすがい」
「かすがい」が建築用語になります。梁と束を繋ぎと止める金物の事を言います。つまり二つをつなぎとめるので「子はかすがい」という言い方が生まれたのでしょう。
夫婦の間を繋ぎ止めるのは「子供」って話でしょう。
もっと強烈な補強金物が必要な場合もあるかもしれませんが・・・・・
他にも色々とあります。
「本音と建て前」とか「羽目を外す」とかも建築用語になります。建築から来ている言葉は面白いです。
色々と調べるのも面白いかもしれませんね!!