リビングで何するの??
「リビングは何帖ぐらいがよろしいでしょうか??」
「そうですね。出来るだけ広い方が良いかしら??」
「それでは15帖ほど設けましょうね!!」
なんて会話はよくある話です。でも、リビングに15帖もあっても無駄なだけです。今ではできるだけ狭く設計しています。
だって、子供が出ていったら夫婦二人の生活がづっと続きますからね。そんな生活で15帖もリビングがあっても無駄でしかない。
住宅会社は面積が広がる分、工事費が上がるって事でリビングが広い方が好都合って事になります。だから「リビングは広い方が良い」って言います。
ネットで図面とか見るとリビングダイニングで20帖とか平気であります。そんな広い空間で何をするつもりなのか??
たぶん「持て余している」って感じでしょう。
空間が広すぎると人は不安になる。なので広大なリビングダイニングはあまり褒められたものではありません。
子供がいる時代は遊んだりするからまだ良いのでしょうが、居なくなって夫婦だけになるとその広大な空間で寂しくテレビを観る事になります。
広大な空間だけに冷暖房費は掛かりますし、照明器具の数も多い。電気代が掛かります。光熱費が無駄になる事も考えた方が良いでしょう。
住宅会社はそんな事は教えてはくれません。だって工事費が上がると契約金額が上がる。それは営業マンの歩合給まで上がる事を意味します。光熱費の話などしないはずです。
「リビングは広い方が良い」
なんて事は住宅会社の仕掛けた罠でしかありません。広い方が良い=給料が上がるっていうシステムだっただけです。
「天井は高い方が良い」
も同じシステムです。あんな言葉を信じてはいけません。目の前の営業マンが喜ぶだけの話です。
リビングで家族の団らんとかは子供が小さなころだけの話でしょう。次にリビングを使うのは独立した子供の家族が来た時ぐらいでしょう。
その時に使える広さがあればいいでしょう。そうなると6帖で十分って話です。リビングダイニングで11帖あれば足ります。
今からは9帖の時代が来ます。家自体がダウンサイジング化していますからね!!