勝手口??
「勝手口」って出入り口があります。昔は使われていた。でも、今は・・・・
昔は台所に「勝手口」という外に出るためのでは入り口が付いていました。理由は簡単で、お風呂が焚きもの風呂だったり、外の倉庫に行くためだったり。
そう、台所で料理しながらお風呂の火加減を見に行ったり、倉庫に味噌を取りに行ったりするのに便利なように有った入り口です。
お風呂は自動給湯になり、家の中にパントリーが設置されると勝手口の役目は無くなっていきます。
でも、今も付いている家があります。何故か??
洗濯物を外干しするからなのか??生ゴミの臭いが家の中に充満しないように外に出すからなのか??
一般的な家ではそんな理由で勝手口が設計されているのかもしれません。
もみの木ハウスの場合では「部屋干し」するので要りませんし、生ゴミの臭いも気になりません。なので、勝手口は不要だという事になりました。
元々の勝手口は気密性が良くありません。通風ドアとかだと特に良くないので断熱性能が落ちる一因になります。
気密型にすると値段が上がりますし・・・・・
意味のない物は無くすることですね。すると全てがが解決します。まあ、家の性能がどうかで変わってきますけどね??
もみの木のもつ、調湿効果と消臭効果を利用する事で勝手口を無くする事ができるという事になります。
普通の家では無くさない方が良いのかもしれません。
家の性能に合わせての判断だと言えますからね。無いと不便な家の場合は付けた方が良いでしょう。
もみの木ハウスでは絶滅していますが・・・・・
内装材で家の性能は大きく変わります。内装材を「見た目」だけで選択する会社の方が多いので、そこはちゃんと考えた方が良いと思います。
「木は調湿します」とか言う会社もあるようですが、その場合は、
「洗濯物は部屋干しで乾くのですよね??」
と、念を押した方が良いでしょう。板目の人工乾燥材の木の場合は調湿できません。なので部屋干しでは洗濯物は乾かないって事になります。
ちゃんと確認しないとひどい目に合うのはその家に暮らす人です。