和室はなぜあるのか??
最近は「和室」というより「畳コーナー」といった方が良さそうです。
4帖ほどの畳が敷いてある部屋。なぜ、そんな部屋が必要なのか??理由は簡単です。
「普通の家では床にゴロゴロ出来ないので畳が欲しい」
なんて事になります。これは普通の家の床が硬すぎるか冷たいかでしょうね??なので普通の家には畳は必用なのかもしれません。
もみの木ハウスではどうか??
もみの木の床で畳以上にゴロゴロ出来ます。畳の上でゴロゴロするとベタベタする感じになりますからね!!逆に不快な感じになる。
床が変われば畳の評価も変わるって事です。
昔は断熱の意味で使われていた畳です。藁床で断熱していました。高級品で偉い人しか使うことは出来ませんでした。
現在では藁床ではなくなり、スタイロホームの様な化学的なものになっています。
藁床がダニの温床になるからですね。昔の様な隙間だらけの家であれば問題は無かったのですが、気密性能が上がると問題が大きくなって行きました。
また、昔は虫干しをしていました。今はしていません。これも問題ですね。
もみの木ハウスではそんな畳は絶滅危惧種へと分別されて行く事になります。普通にもみの木の床が気持良いからです。
床に直寝出来るほどですからね!!自分はもう10年ぐらい直寝しています。ちゃんと熟睡します。
畳の直寝は難しいでしょう。
一般的な常識では「畳の部屋が一部屋で良いから欲しい」というのが普通な事です。
なのでもみの木ハウスでもそうして来ました。ただ、住まわれている家に行くと使われていない事がほとんどなんですね!!
なので設計する事を止めた。
それでクレームになる事はありません。逆に和室をもみの木の部屋にするリフォームが出るくらいですからね!!
固定概念にとらわれていると失敗するパターンです。時は流れています。色々な変化を見ておく事ですね!!
家づくりの本質を見ておきさえすれば変化もすぐに気が付きます。気が付かないのは疑問を持たないからでしょう。
畳が悪というわけではありません。もみの木ハウスとの相性の問題でしょうね!!