地産地消って良い事なのか??
「地産地消は地球に優しい!!」
とか言う人が居ます。ある意味正しいでしょう。でも、よく考えたらおかしな話だという事に気が付きます。
元々、日本は資源の乏しい国です。石油も輸入で賄っていますし、鉄などの金属もほとんどが輸入になります。なのでその分野では「地産地消」が出来ません。
船で燃料を燃やして運んでいる。地産地消から言うと「地球には優しくない」となります。が、自動車などは輸入品で作るしかありません。
地球のために自動車に乗りませんよって人は居ませんからね??ある意味矛盾しているって話ですが、誰も何も言いません。
まあ、身勝手という話です。
自動車の運転をしていると「歩行者のマナーが悪い」と言うし、歩行者は「車のドライバーのマナーが悪い」というのと同じですね。立場が変わると言い分が違う。
それには誰も気が付きません。
地域より他で勝手に売れるものには「地産地消」なんて言いません。
鹿児島で言うと「黒豚」や「黒毛和牛」には「地産地消」なんて言いません。逆に県外や国外での消費をもくろんでいる。売れる要素があるからです。
売れない物ほど「地産地消」が表に出ると言っていいでしょう。だって、売れませんからね。
まあ、書けば書くほど悲惨な事になるので、これ以上は書きません。
ただ、住宅会社の営業マンのいう事をうのみにしない事でしょう。騙されてはいけません。
もみの木ハウスでは「もみの木」の効能を使った家を建てています。ただし、国内のもみの木の供給は不安定です。だから国外から輸入するしかない。
これは黒毛和牛が県外から買われる理由は「美味しいから」です。もみの木も同じで他の木とは違う効能があるから外国から仕入れる価値があるという事になります。
地産地消とか生産者の都合でしかありません。
まあ、どっちに価値を見るかでしょう。お金を払って建てて暮らすのは皆さんですからね!!
だれと家を建てるのか??
それだけで人生は大きく変わる事になります。決めるのはあなたです。