家の見学のポイント!!
見学会や住宅展示場を見に行くときのポイントのお話です。外観や内装材などを見る前に確認する事があります。
まずは玄関に向かわず、外を1周しましょう。その時に見るのは「エアコンの室外機の数」と「窓の大きさ」です。
2階建ての場合、高性能な家であればエアコンの室外機は2台しかありません。それ以上がある場合、その家の性能は低い。光熱費が高い家だと言えます。
室外機が多数ある家では「大きな窓」が必ずあるはずです。その大きな窓には広いウッドデッキがある事が普通ですね。
家の中と、外が同じような環境であることがなんとなく察知できます。雰囲気での家づくりでしょうね??
「家の中と外が一体化している家になります」
とか言い出しますから間違いない。もみの木ハウスの場合、家の中と外はまるで違う環境になりますので、そんな設計はしません。
外だけで色々な事が分かります。
中に入るともっと分かります。玄関が涼しかったり暖かだったりする家では下手すると廊下の天井にエアコンが設置されていたりします。
それと玄関に入った時に吸い込んだ空気の臭いを感じ取りましょう。多くの場合は「新築の臭い」がします。少し乾いた酸っぱい臭いです。化学臭ですね。
そんな家は暮らし始めると大変な事になりますので、玄関で判断する事です。中に入ると人の体は慣れて臭いを感じなくなりますからね。
良い家かそうでないかはじっくり見る必要などありません。玄関での空気感で判断できます。
家の中に入ると営業マンが付いてきます。その営業マンが家のパーツの説明をします。が、それが大きな間違いです。パーツの話ではなく「この家に暮らしたら」という話が重要です。
どんな未来があるのか??どんな暮らしがこれから始まるのか??家族の健康はどうなのか??安全に暮らせるのか??などの話が重要です。
「キッチンは〇〇のハイグレードな商品で、他にも2社の物から選べますのでお客様のお好み選ぶ事ができます」
なんて会話が来たら帰った方が良いと思います。
キッチンが選べる場合は他も選べますからね。物が選べるという事は、その会社には「家」に対する答えが無いって事です。
つまり「後悔します」という事です。