水は1.5L。空気は15,000L。
人が飲む飲料水がだいたい1.5Lだそうです。
呼吸で体内に取り込む空気は15,000Lだと言われています。
「水には気を使っています」
って人が居ますが1.5Lの問題です。空気の1/1000です。どっちが大事か??それは空気です。人は呼吸と同時に体内に化学物質を取り込みます。人が体内に取り込む化学物質の量の83%が呼吸からです。
水と食料で15%前後です。なので、ここに気を使っても空気から体内に化学物質を取り込むため「無駄な抵抗」って事になります。
では、家の中の空気が人体にどのような影響を与えているのか??そこはあまり詳しく調べられていません。これも「電磁波」と同じで、そこにメスが入ると面倒くさい事になるからでしょう。
さて、昔の隙間だらけの家の場合、家の中の空気の問題は無かったわけです。気密性が低く、悪い空気もとどまりにくいからですね。
アルミサッシが普及して、家の気密性が高まった事で色々な問題が生じる事になります。また、家の生産性を上げるために開発された「新建材」が問題になっていきます。
確か、家の中の空気が大問題になったのは皇居の新築だったと記憶します。「目がチカチカして中に入れない」なんて事になり、そこで初めて「建材から揮発した化学物質」って事が分かったわけです。
ベニヤはビニールクロスに接着剤など問題だらけ。家の中に入ってきた「ハエ」が翌朝には全て死んで床に転がっていましたからね。それの掃除が大変でした。そんな時代があったんです。
そんな空気を吸って大きくなった子供たちは色々なアレルギーを引き起こすようになっていきます。花粉症もそうですし、アトピー性皮膚炎も喘息もでしょう。食物アレルギーなどもそうでしょう。昔は居ませんでしたから。
なので、どんな家を建てて暮らすのか??それで人の人生は大きく変わると思います。
健康を考える場合「本当に健康的なのか??」って事もちゃんと確認した方が良いと思います。薬と思って買って飲んだら清涼飲料水だったって事は多いですからね!!
勘違いさせる商法です。