設備仕様に「断熱材」って??
最近のチラシは面白い。
設備の仕様の中に「断熱材」って書いてありました。
断熱材が入ってる事を威張っている??そんな感じです。しかもその断熱材は何なのか??も書いてないし、断熱のレベルがどうなのかも書いてありません。
ただ「断熱材」とだけ書いてある(恐)
断熱のレベルにふれて行くとこうです。
現在の日本の断熱基準で分けると、一番最新で高性能な基準が平成25年基準になります。これが最新です。今年の4月からの長期優良住宅の受付はこの基準に切り替わっています。
うちは全棟「長期優良住宅」なので既に平成25年基準を採用している。
その前の基準が平成11年基準の「次世代断熱基準」という物です。これもクリアする会社がまだまだ少ない状況です。
多くの工務店もこれをやっていません。ここまでクリアすれば夏は涼しく、冬は暖かい家になるというのに・・・・
その前が平成2年基準の「新省エネ基準」という物です。
今も多くの会社が採用しています。冬は寒く、夏が暖かい家でしょう。この仕様にエコキュートを取り付けると国が作った不思議な基準の「トップランナー基準」をクリアします。
トップランナー基準とか書いてあると高性能な家みたいですが、新省エネ断熱仕様です。あまり快適ではない。エネルギー使用量がエコキュートを使う事でクリアできるだけの事です。
さて、断熱基準だけで書くとこうなっています。
最初の「断熱材」って書いてあるものは「新省エネ基準」であろうと推測できます。そしてその断熱材はグラスウールという繊維系の物でしょう。
これは施工精度に問題を含むもので、正しい施工がしてないと設計性能は出ません。つまり間違えた施工だと新省エネの性能さえ出ないって事です。
この様なチラシを見て検討する場合、断熱性能がどれなのかと施工時点の写真を出してもらう事をお勧めします。
それで生活がどうなるのかが大きく変わります。
大きな買い物ですからそれくらいの確認はした方が良いでしょう。商品の金額が同じなら施工の正しい方が良いって事です。
繊維系の断熱材の場合、正解と言える施工を行っている現場は10%有るんでしょうか??ネット検索で見る写真はほとんどが間違えています。
払うお金は変わりません。恐るべし!!
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