間取りを考えるって事
間取りを考えるって、色々な部屋を配置していく事みたいに考える人が多いでしょう。間違えではないですが、正解ではないです。
間取りを考えるには「断熱性能」をどうするか??って事でも大きく変わります。断熱性能が低い家と、高い家では冷暖房の考え方が変わります。
つまり、間取りが違うって事です。
断熱性能が低い家の場合は「局所」での冷暖房になるので、部屋を細かく仕切る必要があります。つまり「ドアだらけの家」って事。ドアの数で断熱性能が分かります。
内装材の効能で「調湿機能」がある場合は「部屋干しで洗濯物が乾きます」から外干しはしません。家の中に洗濯物干場を考えます。
洗濯動線もまとめられるのでかなり家事は楽になる間取りが可能になります。ただし内装材に「調湿機能」がある場合の話です。
調湿機能の無い場合に部屋干しプランとか作ると「家中がカビだらけ」という悲惨な末路が待っていますのでお気を付けください。
間取りは内装材の機能でも大きく変わると言えます。
また、間取りで気を付けないといけないのは本当に「必要なのか??」って事です。量産メーカーの営業マンは「欲」をくすぐりにかかります。
なぜか「キッチンはどうしましょうか??」なんて話から家づくりのとっかかりにしたりします。奥様の欲望をくすぐりますからね。
「アイランドキッチンが良いと思います」
とかなるとキッチンは広くなっていきます。そうなると工事面積が増えて工事費は上がりますし、アイランドキッチンもかなりの高額商品ですからね。
「せっかくだからここはアイランドキッチンにしておきましょうか??金額は調整しますよ」
なんて事にならない様にしましょう。実際にはアイランドキッチンとか不要だと思いますからね。
間取りは営業マンの話し方で大きく変わる事もあります。営業マンは工事の契約金額で給料が変わる人たちなので、当然ですが「高く契約したがる」って事です。
その人達が後悔しようが知ったことではないって話でしょう。
家は「誰と建てるか??」そこで大きく変わります。間取りもそうです。どこを見て間取りを組み立てるかでしょう。