工事費を安くすると問題になる事もあるって話!!
「工事費を安くしたいのですが、何か方法はありますか??」
なんて事を言われることがたまにあります。工事費を安くするには、パーツを安い物に変更するか??工事の工程を省略するか??のどちらかになります。
もみの木ハウスではトータルバランスを考えて、色々なパーツも決めています。なので、もっとお手頃なパーツもたくさんありますが、あえてそれを選んでいません。
外壁もニチハのフュージェという商品で、塗膜が30年持つ商品になります。なので外壁は30年間はメンテナンスが不要な物です。
これを塗膜が7~10年で塗装する商品にすると工事費はかなり安くなります。が、塗装を30年間に3回行わないといけません。
その段階でコストが逆転します。
もみの木ハウスで標準のもみの木をカラーフロアとかに変えると大きく変わります。ですが、もみの木の効能はなにもありません。
なのでもみの木ハウスで家を建てる意味も無いという事になります。
家を何の目的で建てるのか??工事費だけで考える場合はローコスト住宅メーカーで進めれば良いと思います。工事費を安くする事に特化していますからね。
家に付加価値を求める場合、そんな家づくりをしている会社を探す事が重要になります。でも、あまりそんな会社はないでしょう。
多くの会社は「家をどうやって売ろうか??」と考えています。そしてどう表現すれば集客できるのか??とか考えています。
中身のない会社が多いのが現状でしょう。
キャッチコピーがころころ変わる会社ほど危険です。建てる家はさほど変わりませんからね。キャッチコピーが変わるだけです。
さて、工事費を安くする方法で「窓を変える」って話もあります。これは断熱性能に大きく影響をしますが「アルミサッシ」にするとだいぶ安くなることでしょう。
でも、断熱性能の適合化の義務化されていますのでそれも難しいでしょう。
キッチンやバスをお求めやすい商品に変える方法がありますが、これも何かの機能が無くなる事を意味しています。
エコキュートをガスボイラーにすると安くはなりますが、光熱費は上がる事になる。どっちが良いのか??って話です。
安くて良い商品とかこの世には存在しないと考えるべきですね。