その工事は予測できなかったのか??想定外の工事とは??-2

今回も「なんで??」というような工事費について書いてみます。
「水道管の引き込み工事費」
これは田舎で起こる話になります。敷地は道路に付いています。公図でも公道になっています。それで安心して家の計画を始めました。
打合せを繰り返して契約まで終わりました。そこで確認申請とかの段取りに入る時に時間が起こります。
「すみません。今日、役所に行ったんですが、道路に水道管が入っていないらしいんですよ。それで敷地まで水道管を引き込むのに300万円ほどかかるらしいです。どうします??」
どうします??って言われても水が無いと生活が出来ません。水道管を引き込むことで話を進めましたが、なんでこんな事になったのか??分かっていたら買わなかったのに!!
これは調べなかったのがいけません。水道課に行けばすぐにわかる話です。たまに出てくる話です。ちゃんと調べましょう。
「外構工事は別になります」
建物の契約時に言われたのが「外構工事は別になります」という言葉でした。最初は意味不明でしたが、今考えるとおかしなことだった。
外構が別という事で外構工事は別の会社に依頼をしました。家の完成前でしたから既に敷地に家がある。ここで問題が発生します。
「駐車スペースはどうされます。今の建物配置からすると2台がギリギリですね」
「ギリギリと言うと??」
「普通車と軽自動車がやっとという事です。余裕がありませんから止めるのも大変かと思います」
外構屋さんの話では普通は家の図面を書くときにある程度の外構計画も行うそうですが、たぶんこの会社は全く考えていないでしょうね。との事でした。
道路との高低差もあり、擁壁工事や段差解消の工事など、最初で想定されていないのでかなりの大掛かりな工事になっていきました。
出てきた見積りは400万円オーバーです。
「最初で敷地を下げておけばよかったんでしょうけど、今更ですからね」
外構工事は建物と敷地の関係性をよく考えておかないと余計な出費が出る事になります。外構計画を最初で行う会社なのか??そうでない会社なのかで工事費は大きく変わります。
多くの住宅会社は「外構工事は関わりません」というところが多いような気がします。打合せだけが長くて金額が上がらないからでしょう。
そうなると切り離された外構工事は全体の計画が無い分、後からの調整が難しい工事へと変わっていきます。
プランは外構ありきなんですが・・・・・























