「屋根は何にしますか??」
「屋根の材料ですが何にしますか??」
打合せでこの質問が来た場合、その会社は非常に危険だという判断が必要になります。屋根材を素人に決めさせるって危険すぎるからです。
屋根材で何が変わるのか??大きく変わるのは材料の荷重になります。
瓦が一番重たくて、次がコロニアルという材料です。一番軽いのがガルバリウム鋼板になります。
そのどれを使うのか??それで構造が大きく変わる事になります。構造が変わるって事は基本の構造体の価格まで変わる。基礎までも変わって行きます。
なのでもみの木ハウスでは総予算を組み立てる段階で屋根材は決めています。そうしないと見積金額が大きく変わってしまうからです。
そんな事には関係なく「屋根は何にしますか??」なんて聞くって事は構造計算をしていないって事です。
構造の根拠が無いって事です。家の荷重が分からない。そんな会社が「地震に強いです」って言っても信じられない訳ですが、建てる人はそれを信じているって事です。
屋根材が選べるって事は実は恐ろしい事なんです。
構造計算をするって事は計算した後には材料の変更などできないって事になります。変更したら構造計算もやり直しです。
重たい材料に変わったら構造まで変更されます。基礎工事費や木材費などが大きく変更されます。
材料の差額だけでは無いって事です。
そんな事もお構いなしに「何にしますか??」って聞くって事は何も考えていないって事です。そこが恐ろしい。
今は構造計算を確認申請時に出さなくていいようになっていますが、建築士が確認する事になっています。つまり構造計算はしないといけない。
何かあった場合は設計者が責任を問われる事になります。
自分はそれが怖いので構造計算をして構造の根拠をしっかりとさせておきます。そうしないと安心できないからです。
多くの会社は構造計算はしていない。すると料金が発生しますからか、根拠卯の無い自信があるからなのか理由ははっきりしませんが被害を被るのは住んでる人です。
気を付けた方が良いでしょうね!!
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