エアコンは何台付けますか??
「エアコンは何台付けますか??」
なんて聞かれても答えようはありません。個室に全部とかになると4人家族の家であれば最低でも4台は必要でしょうね??
LDKに大きなエアコンが一台必要でしょう。寝室と子供部屋に一台ずつとなれば4台になります。
エアコンを何台付けるのか??それは家の性能でも変わります。性能が低いと各部屋に付けないと大変な事になります。夏は熱中症になる可能性も高い。
冬はヒートショックが起こる確率が高くなります。なので新築の家を建てる場合は性能を上げる事をお勧めします。
最低ラインが「長期優良住宅レベル」って感じですね。それ以下は止めた方が良いでしょう。お金の無駄です。
さて、エアコンを取り付ける時の能力をどうするか??なんて問題もありますが、多くの人は「畳数」で選ぶ事が多いと思います。
ただし、畳数の規定は1964年に出来たものが今でも使われていることは知っておいた方が良いでしょう。
つまり「全く意味がない事」になります。1964年当時の建物であればマッチするのかもしれません。長期優良住宅とかになると畳数で買うと大損をします。
長期優良住宅では「外皮計算」を行います。1時間あたりに家の外皮から逃げる熱量が数字で分かります。その逃げる熱量を補えるエアコインがあればいいだけの事です。
もみの木ハウスの場合、平屋の30坪の家で6畳用のエアコンで十分になります。
計算すればすぐに答えが出る。でも、多くの会社は畳数でエアコンを提案します。理由は簡単です。
「売り上げが多くなるから!!」
ですね。1964年の畳数換算をメーカーが使い続ける理由も同じでしょう。熱損料で計算するとエアコンは小さくて大丈夫となると大きなエアコンが売れません。
うちのお客さんも「こんなエアコンでは無理ですよ。考えなおした方が良いですよ」ってお店の人に言われるようです。
でも、実際は十分なんです。
エアコン1台で快適に暮らせる間取りにしているからそれも可能になるって事でもあります。間取りを見ると家の性能も分かるんですね。
家の見学に行った場合、エアコンの室外機を数えると、その家の性能が分かります。あればあるほど性能は低いですからね!!