住宅業界のおかしな言葉??
住宅業界の営業マンが使う言葉にはかなりおかしな言葉があります。この言葉が出たら気を付けましょう。
「木は調湿します」
これは一見「正しい」感じがしますが、そうではありません。木だから調湿できているのではないです。正確には「自然乾燥の柾目の木は調湿します」が正解。
なので、そう聞いたら「自然乾燥なんですか??」「柾目なんですか??」と質問してみましょう。どんな答えが返ってくるか??話題を変えてくると思いますよ。
本人はマニュアルに書いてある言葉を使っているだけの事で、何も理解していません。何も知らないから「木は調湿します」って言える。知らぬが仏です。
「天然木を使っています」
これも「そうなんだ!!」ってなります。が、日本の住宅用木材で「天然木」は「稀」なレベルです。ほとんどが「植林材」なんですね。
つまり、人が植えた木って話です。だから「天然木」ではないって言うのが正解です。ただし「天然木」って使う会社のなんて多い事か??
養殖魚をを「天然魚」と言って売る事と同じ事です。ある意味「詐欺罪」に問われる可能性が高い。多くの人が騙されています。
県産材は植林材だという事は知っておくべきですね。
「自然素材の健康住宅で家族が健康に暮らせます」
これも「なるほど!!」ってなると思いますが、これほど危険な言葉はありません。「自然素材」が具体的に何を言っているのか分かりません。
悪名高き「アスベスト」も自然素材です。発がん性物質で建物への使用は禁止されています。なので自然素材だから安全というわけではありません。
こんな場合は「自然素材って具体的に何を言っていますか??そしてそれはどんな効能がありますか??」って聞くことです。そこに具体的な答えがあるのか??
無い場合はその会社での検討は止めた方が良いでしょう。不健康住宅の可能性が高いですからね。自然素材もそれだけの100%であれば良いでしょうが色々と混ざっています。
それが人に悪さをする事になります。
木も同じで、木の成分が体に良いのかどうかは調べた方が良いでしょう。木の匂いにアレルギー反応を起こす人が居ますからね!!
ご注意ください。