屋根材で変わる事??
「屋根を変更したいのですが??」
「今はガルバリウム鋼板になっていますが、何に変更されますか??」
「出来れば陶器瓦が良いです」
「分かりました変更しておきます。差額が出ますがよろしいですか??」
「それは分かっています。よろしくお願いします!!」
なんて変更は一般的な住宅会社ではよくある話だと思います。でも、これは非常に危険な話なんですね。もみの木ハウスであれば設計のやり直しを意味します。なんでかって??それは荷重が変わるので構造計算のやり直しを意味しますから!!
ガルバリウム鋼板と陶器瓦では荷重が10倍になります。仮にガルバリウム鋼板が500キロだった場合、陶器瓦は5,000キロになるって事です。構造は明らかに入れ替わるって事ですね。
下手すれば柱も変わる事があります。それほど、大きな変更になるという事です。
普通の住宅会社は構造計算をしていません。なのでこの様な変更を平気で受け入れます。知らないからですね??もみの木ハウスでは構造計算をしているのでこれはやり直しレベルになります。
まあ、屋根材をどうするか??なんてこれは最初の段階で決めておくことです。だって予算がありますから使える材料も予算で決まります。また、外観デザインも最初で決めますからね!!
よくあるのが「陶器瓦万能説」です。でもこれも怪しい話です。瓦が重なっている部分がボロボロになっている瓦を見たことがありますからね!!陶器瓦も思うほど耐久性は無いと考えた方が良いでしょう。
Googleで「陶器瓦 凍害」とか「陶器瓦 塩害」とか調べればたくさん出てきます。
さて、荷重が大きくなった家がどうなるのか??構造体も大きくなり、構造材の金額が上がります。また、耐力壁の長さも長くなるのでそれも金額は上がります。瓦の差額だけでは終わりません。
一番変わるのが「見た目」です。
最初の設計がガルバリウム鋼板だったのであれば、設計者はその材料でのデザインを行っています。それが変わるって事は・・・・・・実際はデザインもやり直しですね!!
まあ、途中でこんな変更はしない事ですね!!
完成体感会を行います!!
詳しくはコチラ⇒N・Y様邸