恐ろしい変更を平気でする会社の恐怖・・・
世の中には恐ろしい事を平気で行う会社が有ります。工事中でも変更できる会社は要注意でしょう・・・・・
「窓を大きくしてください!!」
工事途中で窓の大きさを変える。それって「柱」を無くさないと出来ません。という事は構造がおかしくなるって事です。
耐震的な事が大きく変わります。偏心率も変わるという事です。そうなると最初の設計と違う事にまります。
構造計算からやり直すレベルですが、構造計算をしていない会社だから平気で変更が出来るって事ですね。全く構造を考えていないという事です。
構造に関わる変更は要注意です。
「屋根を瓦にして下さい!!」
これもよくある変更です。自分も何度か経験しています。もみの木ハウスではその変更の場合は「構造計算のやり直し」となります。
荷重が倍ほど変わりますからね。30坪の家の場合、設計がコロニアルだった場合は荷重が2トンですが、瓦になると5トンになります。
そうなると梁の太さが変わるのが当然でしょう。
でも、屋根材だけ変えて構造はそのままって会社は構造計算をしていないって事です。これは、実に恐ろしい事なんですが、知らぬが仏的な事でしょう。
地震が来たらよく分かる事になります。耐震等級も変わりますから・・・・・
「ドアを片引き戸に変更してください!!」
これも致命的な変更になります。ドアの場合、柱の間にドアが納まります。そのドアを片引き戸に変更するという事は柱を抜く事になる。
つまり「荷重を受ける柱」が無くなるという事です。これは非常に危ない変更だと言えますね。
現場の途中での変更を平気で「大丈夫です」とか言って受ける会社は構造計算という概念が無い会社です。
色々な言う事を聞いてくれるので「良い会社」って印象を持つかと思いますが、実は危険な会社という事になります。
現場が動き出しているのにもかかわらず変更が出る事もおかしな話ですが、それを受ける会社はもっとおおかしな会社だと言えますね。
構造計算をしている会社だった場合「それは無理です」となります。
まあ、家を依頼する前に「構造計算はしていますか??」って聞く事ですね!!