注文住宅ってヤバくない??
「注文住宅」って言葉があります。この言葉は謎です。
まあ、推測なんですが「ハウスメーカー」が出来た段階で素人の営業マンでも家が売れるシステクを作り出したわけです。
その一つが「素人でも家の要望が聞き出せる」って事にした。そこに使った言葉が「注文住宅」って言葉でしょうね。
もう一つが「建売」って事での分譲住宅が流行っていた時代にそうではなく「オーダーメイド」って事での注文住宅だったのではないか??
「うちは建てる理ではなくって注文住宅なんですよ。何でも要望をおっしゃってください」
なんて言っていたんでしょう。そして注文住宅って言葉が定着して行ったって事ではないだろうか??なんて勝手に考えています。
注文住宅が巷にあふれると今度は「自由設計」って言葉が生まれます。自由設計ってなんでもできますよって事なんでしょう。注文住宅よりフリーな感じですからね。
するともっと凄い「完全自由設計」って言葉が登場します。既に意味が分かりません。
どんな意味なのか理解不能なんですね。
自由って言っても色々な法律は守らなければいけません。構造の事もちゃんと考えないといけません。でも、中にはお客さんの言う事を聞きすぎておかしな事になっている家もありますからね??
雑誌にもたくさん出て来ます。もみの木ハウスではダメな構造でも他ではやっているってのがです。地震の時は大丈夫なのかな??って家。
以前ですが、家のリフォームの話が来たことがありました。どんな家なのかを見ないと話が進めることができないって事で家を見に行ったわけです。
すると完全自由設計なのか構造的に破綻している家だったんですね。詳しくは書きませんが大きな地震が来たら倒壊する事が考えられる。
そうなると建築士の自分がそれを確認せずにリフォームとかしたら大変な事になる訳です。
「リフォームの時に構造がおかしい事が分かっていたはずだ。それをリフォームするとはおかしいだろう??確認して報告するのが建築士の責任ではないのか??」
なんて事になる。
注文住宅や自由設計でもちゃんと「構造計算」している会社で建てる事をお勧めします。でないと大変な事になる可能性がありますから・・・・・