結露が起こると・・・・
「結露なん起きない家は無いですよ!!」
なんて事を豪語する営業マンが居るようです。その営業マンのいる会社の家の性能が低すぎるって事を自らが言っているって事ですね!!
結露は冬の間に起こる窓ガラスに出てくる水滴を言う場合が多いですね。断熱性能の低い家ほど起こります。怖ろしく低くすれば起こらない現象でもあります。
アルミサッシになり増えたといっていいでしょう。
昔の家はスカスカで家の中も外気温でした。そんな家では結露は起こりません。断熱性能を上げて窓ガラスも高性能ガラスにすると結露は起こらなくなります
これも経験をするしかないみたいです。
昔、壁の断熱材を高性能な物に変えるって事になりました。そこで自分が考えたのは「窓ガラス」です。断熱材のメーカーに聞いても「分からない」って答えしか返ってきません。
「ペアガラスってあるでしょう??」
ってサッシ屋さんに聞いても「よく分かりません」ってな感じで、最後はガラスメーカーに聞いてやっと色々な事が分かるんですね。
「ペアガラスは有りますが、サッシメーカーの方がそのガラスが入らない規格しかありません」
断熱の最初の壁は「アルミサッシメーカーの壁」でした。売っているサッシがペアガラスに未対応だったって笑い話の世界ですね。断熱後進国って事ですね。
今みたいにサッシが揃ったのも20年ほど前です。
さて、結露が起こると何がいけないのか??今でも結露が起こる家に住まわれている方はお気を付けください。
窓回り特にカーテンのカビですね。これが問題になります。カビが生えるとそれを餌にするダニが発生します。ダニが居るとダニを食べる生物が家に住むことになる。
家の中がそんな昆虫類が住みやすい場所になり、そんな昆虫の死骸や糞を人が吸い込むことになります。当然ですがカビの胞子も吸い込みます。
やがてアレルギーやアトピーになる。なので結露は危険ですって言われるんですね。
「結露はしませんよね??」
これは大事な質問だと言えます。