リビング
家づくりでなぜか重要視される部屋が「リビング」でしょう。
でもね、リビングってあまり重要ではない様な気がしてなりません。自分はあまりそこには滞在していませんからね。
孫が来た時ぐらいですね。そこに長い時間、居るのは。
「リビングは何帖にしますか??」
これはお決まりの質問です。そしてその答えの大半は
「出来るだけ広い方が良いですね!!」
でしょう。なぜか広い方が良いと言います。家族4人であれば11~13帖もあれば良いリビングダイニングです。
なんで広い方が良いのかは謎です。
見学会でもよく聞かれるのが
「このリビングダイニングで何帖ですか??」
って質問です。これは自分が嫌いな質問です。なので聞きます。
「それを聞いてどうされるおつもりですか??」
ってね。量産メーカーにでも毒されているんでしょう。家を建てる人が部屋の広さを確認するっておかしな話です。
家の中の部屋の大きさなんて設計する人間からすれば「常識的な広さ」って言うのがあります。
そこを聞いても何の意味も無い。逆にその広さのリビングを作れるお金があるのか??って事が気になります。
リビングは子供が小さい頃は活躍する事でしょう。でも、中学生くらいになると自分の部屋にこもってしまいます。
子供が出て行くとそこには夫婦だけって事になる。自分はテレビをほとんど見ないので妻と猫が居るだけの事です。
長い時間を過ごす家ですからよく考えて建てないと無駄な事になる可能性が高いです。
リビングで何をするのか??
そこを考えておく事ですね。最大の事で決めると普通が辛い事になります。
リビングは家事をする事も無く、皆が居るための部屋です。テレビぐらいが設計のポイントです。
他にはあまり考えなくて良い。構造的な納まりは考えないといけませんが。
YouTubeなどのルームツアーとかではリビングが最強な感じで紹介されます。
ただ、そんなにそこには居ない。
自分の場合はほとんどがパソコンのある書斎に居る事が多いです。リビングには居ません。
ダイニングに居る方が長い感じです。