台風対策と地震対策
「台風や地震の対策はちゃんとしてありますか??」
「はい。それはちゃんと考えて設計してありますから大丈夫です」
なんて会話はよくある会話でしょう。でも「何がどう対策を取ってあるのか??」って具体的な事はなにも返ってきていません。
少し危険な臭いがします。
もみの木ハウスの場合は「台風対策」と「地震対策」はちゃんと「構造計算」を行って対応しています。その結果の「構造カルテ」なるものを各家毎に発行する。
なのでちゃんと根拠のある対策を取っています。
また「構造計算」を行う事で構造体の太さなどが変わる事も今までの経験で理解しています。重たい屋根材を載せると当然ですが「構造材は太くなる」し「耐力壁は増える」事になります。
つまり「重たい屋根では構造材に補強が入る」って事になります。要するに金額が上がるって事です。それなら軽い屋根材の方がコストカットになるって事ですね。
これらは「構造計算」を行い始めて分かる事です。
なのでもみの木ハウスの構造はちゃんと根拠のあるものになっています。しかも今までのデータもあるので間取りで色々と変化する事も分かっています。
鹿児島でも南薩地域に行くと耐風強度で使う風速が早くなり、構造材が風圧を受ける部分が太くなったりします。
階段の場所など考えないとそうなります。吹き抜けも同じような事が起きますからね!!最近は全県下に現場が出るので色々な場所の風速を使っています(汗)
構造計算を行わない会社の構造は根拠の無い事がほとんどです。「強いです」っていう言葉を信じて生きるしかありません。
熊本地震ではそんな家が倒壊した事は記憶に新しいです。
どんな対策が取ってあるのかはちゃんと教えてもらった方が良いと思います。暮らすのはあなたですからね!!
金額もそんなに違わないはずです。