固定しない方が良いかもしれない??
自分があまりやらない事は「壁掛けテレビ」です。
何で??とか言われますが、テレビが今の形態で存在するのはあとどれぐらいなのか??たぶん、また大きく変わる事でしょう。自分が知る限り「シート状になるのでは??」とか言われています。
そうなると壁に掛けたテレビの穴はどうなるのか??壁の補修工事が必要になるのではないか??
なんて考えるので壁掛けテレビはやりません。スッキリしてかっこいいのですが、その後がどうなるのか??って事ですね。時代とともに色々な物や事が変化しますからね??
テレビも真空管から液晶に変わり、家の設計も変わっていきました。
次は液晶から次世代テレビに変化する時が来ます。まあ、テレビという概念が無くなっているかもしれません。テレビ番組よりネットの番組を見る方がはるかに多い時代です。
ビデオテープの時代はビデオテープ収納とか作りましたが今ではそんなものを使う人は居ません。映画も音楽もネット配信の時代ですからね。恐ろしい速さで変化しています。
なのであまり物事を「固定化」しない方が良いでしょう。
時代と共に変化してすぐにマッチしなくなります。柔軟な対応の方が良いのかもしれません。どう変わるのかもよく分かりませんからね??今の物や事にこだわらない方が良いですね。
設計をする人は特に「柔軟性」が大事だと思います。
ただ、言えるのは「家の本質は不変」だという事です。それだけは時代がどう変わろうが変わらないでしょう。快適な家はどこまでも快適な家です。家族の幸せもどの時代も同じでしょう。
家の本質を見失い限りは大丈夫だと考えています。
多くの住宅会社は「本質」ではない事で色々と話をしたりします。今年の流行は「テレワークスペース」とか「手洗いスペース」とか「地球環境を考える」とかみたいです。
これらもあまり固定化するとすぐにフィットしなくなる可能性が高い物たちですね。
自分はあまりこの辺りは気にしません。テレワークなども寝室も使えるし昼間の子供部屋も使えます。どこでも使おうと思えば使えます。コロナの手洗いも時期に誰も言わなくなる事でしょう。地球環境は考えなくても時代がそうなっています。
固定化しない事ですね。