家づくりは「未来」をどう考えるのかで決まる!!
30歳で家を建てたとしましょう。子供は2歳と0歳だと仮定。奥様は同級生と仮定します。
4人家族は家の中で楽しく暮らしていきます。お子さんは小学校に行き、やがて中学校に進みます。高校生になり、大学生になります。
そこで家を出ます。都会に出て一人暮らしを始めます。やがて二人目のお子さんも家を出ます。その時、夫婦は50歳です。
夫婦の二人暮らしがここから始まります。
4人家族用の設計だった家に二人暮らしです。ここから30年以上続きます。4人暮らしは18年でしかありません。
どっちにフォーカスするのか??そこが大きな問題ですね。もみの木ハウスでは「最後は二人暮らしですよ」って事で設計します。だってその時代が一番長いですからね!!
家づくりは「未来」がどうなるのか??って事が大事です。なので「今」での事で色々な事を決定すると危険だと言えますね!!
今の状況はすぐに変化します。
なので寝室は基本的に1階に設計します。1階で生活できるように設計するって事です。その方が将来が便利だと言えますからね!!
コストの問題もありますから、設計の工夫は必用です。
多くの場合、設計は「ヒアリング」と言った「聞き取り作業」を行い、それを図面化します。すると、そのプランは「今」にフィットする事が多いです。
いずれは二人暮らしなんて事を考える人は皆無でしょう。
そして30年以上、フィットし無い家に暮らす事になってしまうわけですね。少し考えれば分かる事ですが、なかなかそこに踏み込んだ事を言う住宅会社はありません。
言わない方が儲かるからです。だって大きな家になりますからね!!
家は未来を考えて建てる事が大事です。今の事で対処すると大きく外れた家になるって事は覚えておきましょう。
今の問題は数年で消えます。だってお子さんはすぐに大きくなりますからね!!小学校が6年で中学、高校が3年ずつです。あっという間ですよ!!
そこにフィットさせると、その後が大変になります。
住宅会社は「言った通り」に建てる事が楽で、家も大きくなるからそうします。が、それでは暮らす人が大変になる訳です。
家は遠い未来をよく考える事が大切なんですね!!