家の流行!!
家には流行ってものが有ります。
これは不思議なんですがあるんですね。最近は「映える家」ってのが流行りでしょう。インスタグラムへの投稿で「いいね」がたくさん取れる家って事でしょう。
外観も既存の形ではない独特なものになる。まあ、それでも良いのかも知れません。でも住む人には何のメリットもないって事は理解した方が良いでしょう。
中には外観のデザインに多くの予算を使っているって家もありますからね。外観は何もしてくれません。外観のために間取りがいびつになっている事もあります。
スケルトン階段も流行りですね。リビングに降りてくる構造丸出しの階段です。写真に撮ると映えるって事でしょう。
これは若い家族だったら良いでしょうが、70ぐらいになると恐怖で使えなくなる事でしょう。家って一生ですからね。そこも考えた方が良い。
「年取った少しの時間ではないか??」
なんて事を言う人も多いです。でもね、女の子がいる家庭では年頃を迎えた子はスカートでは使えない階段になる事もお忘れなく。
では、もみの木ハウスは映えないのか??
もみの木ハウスは特別に何するわけでもないのに映える家になります。まあ、インスタを意識しては無く、もみの木を使うだけで他とは違う空間になるからでしょう。
まずは「無節」って事で木に節が有りません。なのですっきりとした空間になります。他の木を使った家よりうるさくない空間になります。
「柾目」って事もスッキリ見える要素ですね。他の家に比べたらスッキリ感は抜きん出ています。これはもみの木ハウスの特性ですね。
なのでインスタで見ただけで他との違いが分かる人もいますからね。自然に設計してそう見えるって凄くないですか??
意図的な映える家は写真にした時を考えています。生活の事は度外視ですから実際の生活がどうなのかを考えた方が良いでしょう。
流行りを追いかけるってなかなか大変で、次の流行りに移行したら「古い物」の烙印を押されることになります。
家での生活は不変なんですけどね??