家の考え方
家を何のために建てるのか??そこはちゃんと考えた方が良いでしょう。
「子育てのために建てます!!」
なんていう人が居る場合、急がないといけません。多くのお子さんは「18歳までしか家に居ません」って事をよく理解する事です。
小学校に上がる前までにってなると、その子が家に居るのはわずかに11年間です。あっという間に居なくなりますからね!!
その家で生まれた場合でも18年間しか居ません。
子育ても新しい家で考えるのであれば急ぐ事が最大の課題です。
そして次に訪れるのは子供が居なくなった家に暮らす夫婦って事になります。50歳前後でそうなるんですね。
子供部屋は空き部屋になります。広いリビングに夫婦だけ。食事も夫婦だけです。そんな時間が最後まで続く事になります。
実はここが一番長い時間になるって事です。
子育てを考える家づくりも大事ですが、夫婦のみの時間をどう暮らすのかにフォーカスしておかないと後が大変です。
スケルトン階段など足腰が弱った頃には恐怖でしかないでしょう。そこまで考えておく必要があるって事です。
寝室は1階にするとかですね??
人生なんてあっという間です。老後に備えてリフォームするのであれば良いでしょうが、最初から分かっている事ですから最初で対応した方が良いでしょう。
家づくりを「今」で処理すると後悔するのはあなたって事になります。
住宅雑誌の多くの家は映える家な事が多いです。インスタに多くの格好よさげな空間が上がっています。それは「今」だからそう思うのであり20年後は果たしてそう思うか??って事です。
多くの人は階段を怖がるようになりますし、握りやすい手摺を求める事でしょう。アイアンの冷たい手摺など触れたくもないってなる。
歳をとると2階には上がれなくなるって事ですね。そこまで考えておく事が出来るのかどうか??
どんな設計者が設計するのかで変わる事ですね。