家の考え方とは??
「家づくり」となった場合、長い時間軸で考えないと失敗します。よくある失敗がこんな例ですね。
「子育ての家を建てる」とか言いながら「子供が小学校に上がる前までには建てたい」とか言う話です。これって計画が矛盾だらけなんですね。
どういうことか??子供が小学校に行くのは6歳という事です。6歳で新しい家に暮らした場合、その子は短いと18歳までの12年しか暮らさない。
つまり、子育ての多くが終わってからの家づくりって話です。子育ての家を建てるには子供が生まれる前になるという事です。それがちゃんと理解できるのか??
子供が家を出た時、夫婦が50歳だったとすると、そこから30年以上は二人で暮らす事になります。子供の倍以上の時間を二人で暮らすって話。
住宅会社の営業マンや設計担当がその話をしてくれるのか??それで家づくりは大きく変わります。聞いてくれなかった場合、長い時間が生活と合わないという事になります。
いわゆる「家づくりの失敗」って事ですね。
この失敗は住宅会社の「家」の考え方がどうなのか??って事で変わります。住宅会社選びがいかに重要なのか??って事です。
「かっこいい家を建ててるから」とか「営業マンが良かったから」とか「キャンペーンを利用できたから」とかは止めた方が良いでしょう。
間違わないためには「実際に人が住んでいる家を見せてもらう事」です。そこに真実が全てあります。家づくりに失敗したくない人はやるべきです。
「人が住んでいる家なんて色々な意味で見せられないですね」
なんて、もっともな話でしょう。的な会社では建てない事です。大金を投資するのは「あなた」です。それで失敗をするのも「あなた」です。
失敗を避けるには「既に住んでいる家が見てみたいです」と言うだけです。回答次第では別な会社を探す事ですね。
暮らしの「快適性」とか「動線はどうなのか??」とか「何か失敗したことはありますか??」とか「光熱費はどうなのか??」とか色々と聞きましょう。
また、どんな感じで家づくりが進んでいったのか??みたいな事も聞いた方が良いでしょう。「打合せばかりで大変でした」とか出てきたら止めた方が良いでしょう。
営業マンと数時間話すより、住んでいる人と1時間話すとすぐに判断できると思います。ネットの情報より正確だと言えますからね!!