家は総合的なバランスです
安心で安全で快適な家。これが理想の家でしょう。
ところが、自分が見る限り「地震で倒壊するだろう」的な家があちこちに建っています。どう見ても耐力壁が無い家とかです。
モデルハウスなどでもそんな家がチラホラあります。外壁面は「窓だらけ」って家です。そんな家は外壁面に耐力壁が無いので踏ん張れません。
そんなモデルハウスも「高気密高断熱で快適」とか書いてありますが、快適でも安全ではないので怖いでしょう。
まあ、何も知らないから中に居れるわけでしょうね??自分は入りたくないです。
バランスが悪いと家はたちどころに悪い家になります。デザイン優先の家など構造的な根拠が無かったりしますからね。
まあ、構造計算をしていないから誰にも危険性が分らない。知らぬが仏状態なんでしょうね??
怖い家は多いです。
なので「耐震等級は3です」をやたらという会社には「構造計算はしてありますか??」と聞いてみましょう。
「してないです。家はしなくても良いんですよ」
なんて言う会社では建てない方が良いでしょう。耐震等級が3でもバランスが悪いと倒壊します。耐震等級は簡易的な構造計算です。あまり意味は無い。
それより「偏心率」です。
なんて書いても理解不能な会社は多いですからお気を付けください。理解していないからどんな事でもやりますからね(汗)
まあ「お客様の要望をお聞きします」とか言う会社は実はヤバい会社だという事です。
要望を聞き入れて家の強度を落す。なんて事はしないのが建築士です。構造の責任を負わされているからですね。そんなに軽いものではないです。
でも、多くの会社は「営業優先」です。営業マンは「お客様優先」って事で進めて行きますからね。構造や法律は無視って感じです。
そしてそれで誰が損をするのか??「お客様」って事です。
もみの木ハウスには営業マンは居ません。「どうしますか??」とも聞きません。聞いたら家のバランスが崩れる事が分り切っていますからね!!
バランスは建築士が考える事が重要です。そうなると要望は聞けないという事です。
営業マン優先の会社では考えられないでしょうが・・・・・