家を間違えると家族が病気になるかもしれないって話・・・
「シックハウス」という言葉があります。これは家に住んでいる人が、家が原因で体調不良になるって事を言います。
なぜそんな事になるのか??
それは「家の中の空気」に原因があるって事です。家の中の空気がどうなっているのか??それは内装材に使われる物から化学物質が空気中に揮発しているって事。
内装材を間違えると「シックハウス」になるという話です。簡単に言うと「新築の匂い」が原因ですね。あれは化学物質の匂いだったわけです。
少しツンと乾いた感じの匂いです。今はFのフォースターとかの規制がありますから含まれる化学物質は制限されています。昔は無法地帯状況です。
昔は、夏の現場など天井にハエがたくさん止まっていました。夕方に戸締りして帰り、翌朝に現場に行くとハエが死んで床に落ちている。その掃除が最初の仕事です。
身体の小さなハエは、化学物質を吸い込んで死ぬ。人は体が大きいから死にはしませんが、体に悪影響はあると思いました。
自分も中学生の時に家を新築して引っ越しましたが、鼻水が止まらなかったことを覚えていますし、母は顔がはれ上がっていました。病院に行っても原因不明でした。
これもシックハウスの症状でしょう。ベニヤでできた押入れに隠れた従妹が出てきたときには蕁麻疹が出来ていた事もありました。父はすぐに「ベニヤが原因だ」って言っていました。
今はそこまではありませんが、全く入っていないわけではありません。シックハウス対策で24時間換気が義務化されて行きあまり話を聞かなくはなりました。
でも、今でも苦しんでいる人は居ます。
規制の無かった時代に体に取り込んだ化学物質は今でも蓄積されています。アレルギー反応はそれがあるレベルを超えた瞬間に現れます。
多くの人がその要因は抱えています。反応が出るのがいつなのかを知らないだけですね。今の日本はアレルギーだらけになっています。
そのアレルギーや体調不良の引き金に「家」がなっているかもしれないという事は頭に入れていた方が良いでしょう。
家族を巻き込むことになりますからね!!