平屋か??2階か??
「平屋は高くなるって聞いてんですが、本当でしょうか??」
よくある質問です。答えは簡単で、
「本当です。でも条件で変わるって事になりますね」
ってなります。これは土地からの場合でのことです。
まず、平屋を建てるだけの広さの土地を買う必要があります。最低で80坪以上は欲しいとなると、土地代がアップします。それが総予算を引き上げるので平屋は高いとなります。
次は家の話になりますが、同じ面積の家を比べると平屋が高くなります。でも、設計をやると分かるのですが、30坪の平屋のプランと、同じ部屋の大きさを持つ2階建てを設計すると、35坪になるわけです。
階段で2坪増える事と、2階のローカやトイレなどで3坪ほど増えます。すると総面積が増えるので工事費は上がる事になります。
30坪の平屋であれば80坪の土地で十分です。坪単価20万円の土地だったら1,600万円です。
35坪の2階建てでは最低で50坪あれば大丈夫です。土地代は1,000万円ですから差額は600万円になります。
平屋が3,000万円の場合が土地まで4,600万円で、2階が3,500万円で4,500万円でひらやが100万円だけ高くなります。
総額で考えるとこうなります。ただし、土地が10万円の単価であれば逆転しますから要注意です。2階建ての方が高くなります。
要は土地の価格で変わりますって事です。安い土地の場合は平屋が良いと言う事です。高い土地には2階建てです。
単価の高い土地の場合、広い区画もありません。これは田舎での話になります。都会では考えられないお話ですね!!