断熱の事をしっかり考えている会社が建てる家とは??
「うちは断熱をしっかりと考えて施工していますよ」
なんて事を言う会社の場合、本当にそうなのか??って事は建てた家を見るとすぐに分かります。
ちゃんとした考えで家を建てている会社の家は「外観がシンプル」になっています。これは単純に外壁や屋根の表面積を小さくしようとしているからです。
断熱をしっかりしても、表面積が大きいと「出入りする熱も大きい」って事になりますからね。断熱の基本です。
つまり「複雑怪奇」な外観の家は断熱はしっかりしていても、出入りする熱量が増えるので快適には暮らせないでしょう。
また「窓」がどうなのか??でも分かります。
小さな窓だけで構成されている家は断熱の事がよく分かっている会社であると言えます。これも表面積と同じですね。
窓面積が大きくなると出入りする熱量が大きくなりますからね。窓の大きな家は断熱性能は低くなると考えて方が良いですね。
外観を見るだけで断熱性能は判断できます。
「うちの家は断熱が良いですから」
なんて言葉では騙されない事ですね。家の外観だけで「断熱」の良し悪しが分かるって事です。
断熱には落とし穴もあります。
設計値は高い性能を持っていても、現場の施工が間違えていた場合はその設計値の性能が出ません。
グラスウールとかは大工さんの施工でがらりと変わりますので要注意って事になります。全然快適ではない家になりますからね。
これは、住んでいる家に行き聞くことです。
「今年の夏はどんな感じでしたか??」
ってね。「快適でした」ってなるのか「暑かったですよね!!」ってなるのか??聞けない場合はエアコンの室外機を数えるとその家の性能は分かります。
高性能な家ほどエアコンの数は少ないです。あまり断熱性能が高くない家はエアコンの数が多くなっています。
中には高断熱仕様の家なのに間取りが旧式な「ブドウ型」になっている場合があります。設計者が生活したことが無い場合ですね。
完成した家で「見学会」をすると最低二日はその家の中に居ますから、どんな状況かは理解できるはずなんでしょうが・・・・・
全ては「体感」になるでしょうね??