構造計算が義務化されます!!
2025年にはほとんどの住宅に「構造計算」が義務化されます!!
多くの人は思う事でしょう。「今まではしていなかったの??」ってね。はい。多くの住宅会社では構造計算はしていませんでした。
これは建築基準法で「住宅は確認申請に構造計算書は添付しなくてもいいですよ」という事になっていましたから、やっていなかったって事です。
でも「建築士により確認する」って事になっているので「構造は建築士でちゃんとやってね!!」って事だったんですね。
でも、多くの建築士は「住宅は構造計算はしなくていい」と、都合良く勘違いしている。なので構造計算はしていませんって家ばかりが建っているって事です。
「いや、ちゃんとしてあるよ」
っていう会社もあると思いますが「壁量計算」の事を「構造計算」と勘違いしている場合がほとんどです。
ただ、プレカット工場では簡易的な構造計算をやっているようで、入力時に構造的にNGが出る事があるらしいです。が、それを住宅会社に言うと「工場を変えるぞ」と脅される。
入力をごまかしてプレカットする様です。そんな家は地震が来たら倒壊します。熊本地震ではそれがテレビで放映されました。
来年から義務化なんですが、そう簡単に出来るものではありません。構造的に破綻した建物は建てられなくなります。
もみの木ハウスでは30年ほど前から構造計算を行っています。なので、どんな間取りが構造的にやばいのか??コストを考えるとどんな間取りがいいのか??なんて事が蓄積されています。
今から構造計算を始める会社は、プラン修正が出ること間違いなしだと言えますからね。打合せして決まっても、構造計算でNGが出てプラン変更ってなりますよ。
だって構造の概念がないからどうにでもできると勘違いしていますからね!!
実際の家でも「これってもみの木ハウスではNGだな」ってあります。荷重が基礎には届かないのではないのか??ってやつです。
柱が折れるであろうとか、梁が落ちてくるだろうとか、下手すれば屋根が落ちてくるのではないか??とかですね。構造計算をしていないからできる構造の組み方って家があります。
「構造計算はしてありますか??」
それは聞いた方がいいと思います。当たり前の事ですからね!!