欲しい家か??必要な家か??
「どんな家がいいでしょうか??ご要望を教えてください」
なんて事をヒアリングで聞かれた場合、口から出てくる言葉のほとんどが「欲しい家」のお話になる事が多いでしょう。
「広いリビングにキッチンはオープンキッチンでアイランド型が良いかもね!!お風呂にはジャグジーが付いていて、一人になれる書斎があれば最高かな??」
なんて答えが返ってきたりします。これは非常に危険な展開でしょうね??
基本的な事の要望が何もありません。まあ、ちゃんとした住宅会社であれば問題は無いと思いますが「ご要望通りに建てます」とか言う会社では危険ですね。
「全棟が長期優良住宅」とかであれば良いですけど、そんな会社はあまりありません。
「長期優良住宅にしたいです」
みたいに言う事でしょうが「お金の無駄ですよ」とか言い出す会社はアウトでしょう。基本性能が低すぎます。
もみの木ハウスでは全棟が「長期優良住宅」になります。そこを目指しているわけではなく、国の方が後からついて来たって言うのが真実です。
基本性能がどこなのか??それが重要なポイントになります。
その上での「欲しい家」って話になりますが、多くの場合は「欲しい家」が先になり、その後で「必要な家」の話が出てきますが、その時には予算が無くなっています。
そうなると「必要な家」の部分が無くなっているって話です。
「地震とか台風とか毎日のように起こる事ではないですからね。そこまで考えてもしょうがないと思いますよ」
なんて感じで予算を削った事をあまり表に出さない様にするのが、多くの住宅会社だと思います。
キッチンや外観デザインなどで予算を使い、残り少ない予算で断熱性や耐震性などを設計していきます。つまり、安心して暮らせない家。でも、キッチンや外観は凄い。
もみの木ハウスでは「家の空気環境」を考えて家を建てていきます。基本は「長期優良住宅」になります。予算が無くてもそこは変わりません。
家族が暮らして幸せになる家。また、快適に暮らせる家。健康に暮らせる家。そんな家を目指しています。
その部分は不変です。キッチンは変える事はありますけどね??