狭い玄関ポーチの後悔・・・・
スタイリッシュな外観の家とかで見かける玄関ポーチはアルミの小さな庇だけ!!とかです。
まあ、かっこいいでしょう。でも、実用性はかなりの低さですね!!少し風のある雨の日はびしょ濡れでしょう。
小さな子供さんがいる家庭では雨の日は悲惨でしょう。玄関ポーチは雨が降り注ぐ覚悟で移動しないといけません。
もみの木ハウスの場合はどうなのか??
広い玄関ポーチは4帖での設計です。普通で3帖です。狭くても2帖ですね。
予算の関係で「狭くて良い」って事で1帖で設計した家がありましたが「広げたい」と言われました。それ以来、1帖の玄関ポーチは作っていません。
3帖の玄関ポーチは普通の住宅会社では設計しません。常識にありませんから思い付かないでしょう。
そして、設計者がマンションとかに住んでいると「玄関ポーチ」という概念も無いでしょうね??
設計者が体感していない事は設計には反映できません。
自分は色々な家の設計をする建築家の本を読んで、そこに出て来る間取や収納などを自分なりにアレンジして設計をしていました。
それが生活してからどうなのか??なんて事も聞いていき、次の設計に生かしたりしています。
そんな事で玄関ポーチも広いのが便利という事になりました。まあ、それを実験したのが我が家でしたね。4帖の大きさです。
「広すぎません??」
見学会の時に言われましたが、雨の日は便利だし、子供の自転車も収容出来ますし、孫の三輪車とかもここに納まります。
広いので邪魔にもなりません。
凄く無駄な事のようですが、実用性は高い部分になる。これは何気なく暮らしていると分かりませんが、説明すると「なるほど、そうですね!!」となる部分です。
雨の多い国な日本では広い玄関ポーチは便利です。特に雨の日はそうですね!!
スタイリッシュな玄関ポーチも良いのですが、暮らしがどうなのか??を考えた方が良いでしょうね??
玄関ポーチは人が通る場所で滞在はしません。
なので、あまり設計時に考える事は無いでしょう。余ったスペースで処理する事が多い場所です。
もみの木ハウスはそこを考えます。