窓は大きく!!
「窓はどうされますか??」
「できるだけ大きくして開放的な家にしたいです」
「分かりました。設計にそう伝えますね!!」
これは普通の住宅の打合せです。これは危険すぎる事です。窓は家の性能を大きく左右するパーツですから素人に「どうしますか??」なんて聞いたらいけない物です。
しかも「採光」とか「換気」とかの法的な事が絡んできます。それをお客さん側に聞くことはダメでしょうって事ですよね!!
断熱性能や耐震性能にも窓は大きくかかわってきますから、窓は「設計者」が決める事になるわけです。そうでないと家の性能が打合せで大きく変わるって事になります。
下手すると「長期優良住宅」の認定が取れないって事になりかねません。窓にはそれぐらいの危険性が有る事をお忘れなく!!
窓は枠材などの素材やガラスの種類で組み合わせが怖ろしい数あります。その中から家の性能を想定して選ぶわけですが、それをお客さんに聞くかって話ですね??
何も知らないと思いますよ??
たまに見る住宅挿しなど「これはお客さんが口を出したんだろうな??」って家があります。窓だらけの部屋が出てきますからね!!
そんな部屋は明るいですが、同時に寒いし暑いって事も付いてきます。構造上の偏心率もあまり良くないでしょうね??大地震で倒壊するって事になりかねません。
まあ、偏心率の計算をしていないって事の証でもありますね!!危険ですね!!
色々な事を打合せで聞いてくるって事は構造計算などを行っていないという事ですね。やっていたら聞けませんからね。
まあ、ほとんどの住宅会社は構造計算はしていないと思います。やっていたら変な家は建ちません。でもたくさん建っていますからね!!
そんな家に暮らすのは「あなた」です。よく考えましょうね??