床材が選べるって事の恐怖??
「床材は何にしましょうか??」
「標準はどうなっていますか??」
「標準はこのカラーフロアになります。ワックスレスで割れ防止の機能が付いています」
「無垢材は選べないのですか??」
「少し高くはなりますが選ぶことはできます。人気なのは杉ですね。浮造り加工してあります」
「オークは選べませんか??」
「大丈夫ですよ。これがサンプルです」
「家族と家で話して決めて良いですか??」
「大丈夫ですよ。ただし、納期が掛かるので早めにお願いしますね!!」
「分かりました!!」
なんて話はよく聞く話です。これは普通の住宅会社でのお話です。もみの木ハウスではやらない事です。だって床は「もみの木」しかありませんからね!!こんな事をして何の意味があるのか??
床材の本質を理解していないからこういった話になっていきます。床材に「標準」と「オプション」があることがそもそもおかしな話です。標準がカラーフロアって事は価格的にには安い商品って事でしょう。
無垢材は「オプション」ですから追加が発生するって事ですね。まあ、どっちにせよどれが良いのか??悪いのか??誰も分かってはいません。この中で自分が選ぶとなると柔らかい針葉樹の無垢材でしょう。
それ以外は却下します。中に暮らす人の事を考えるとそうなります。他の木やカラーフロアは人にとって「硬すぎる」って事です。膝の関節を痛めます。関学会とかでずっと立っていると体中がバキバキになっていましたからね!!
ペットがいる場合、すぐに関節を痛めると思います。カラーフロアは暮らす人のためではなく「クレームレス」とか「施工性が良い」とかで選んでいるわけです。暮らす人の事など考えてありません。割れ防止とか傷防止とかもとにかく硬くしているだけの事です。
オークとかの広葉樹も硬い木になります。なので使い場合は土足で家の中に入ることが前提でしょう。日本では広葉樹の床は使われていませんでした。硬い事と冷たい事ですね。
床材を決めるときにはどんなメリットとデメリットがあるのか??なんて事ぐらいは聞いた方が良いでしょうね??