物が選べる恐怖って知らない人が多いです!!

「床は何にしますか??」
これって「普通」な事だと考える人は多いと思います。でも、ちょっと考えると異常な事なんです。
床は「カラーフロア」というベニヤが基材で表面だけが印刷物で塗膜が掛かっている物がほとんどです。これは印刷物なのでお好みでって感じだから良いでしょう。
これが「無垢材」となってくると「効能」を言う人が増えてきます。ただ、住宅会社側も樹種で色々と効能が変わる事を理解できていません。
もっと言うと「人工乾燥材」であった場合は細胞が壊れているので効能は無い事がほとんどです。人畜無害って話です。
なので、床は「見た目」だけの事です。効能はほぼありません。
「屋根は何にしますか??」
これも危険です。屋根は色々な種類があり、現場の状況や予算の関係で選ぶ事は出来ない事がほとんどです。でも、それを選ばせる。
屋根の種類で重さが変わります。重さが変わると構造体が変わるという事です。今では「構造計算」をしないと建てられない。
選んだ屋根材で工事費が大きく変化する事になります。下手すれば予算オーバーになる可能性が高くなるって事です。
屋根材はプロが選定しないとダメな部材です。選ぶ事など危険すぎます。
「キッチンはどうされますか??」
なんて言われて答えられる人が居るのか??キッチンなんて色々なメーカーがありどこを見てもどれが良いのかは分からないと思います。
タイプも色々ありますし、天板も色々な材料で構成されています。どれが良いのか??っていう世界です。
それを選ばせるという事は異常な事です。
調理器具も「ガスとIHとどちらにされますか??」なんて聞かれる。これも異常な事でしょう。
高気密の家ではガスは使えませんが、なぜか「どっちにしますか??」って聞かれる。これは恐ろしい事なんです。ダメな事を選ばせています。
ちゃんと考える住宅会社ではお客様に物を選ばせることなどしません。というか出来ません。
プロが選定して決めるのが普通だからです。法的な事や性能面の事などを考えると「これしか使えない」って答えが出てきます。
なのに「どうしますか??」って聞く。何度も言いますが、それは異常事態です。そんな会社で家を建てると必ず「後悔」というものがもれなく付いてきます。
そんな会社では建てない事ですね!!
























