こだわりの和室!!
「和室にはこだわりました!!」なんて書いてある住宅雑誌があります。
なんで和室にこだわったのか??これはもみの木ハウスではそういった事を言う人は居ません。もみの木ハウスの中に和室があると微妙なんですね!!
一般的な家の場合、床が冷たかったり固かったりで、床にゴロゴロはできません。なので横になれる和室が必要になるって事です。
もみの木ハウスではもみの木の床でゴロゴロできる。和室でゴロゴロすると畳がベタベタします。そうなると無意味って事です。
イ草の臭いもかなり強烈に家の中に広がります。分解して消臭するのに時間が掛かります。また、和室だけが寒かったり暑かったりするみたいです。
そう言った事でもみの木ハウスでは「絶滅危惧種」に指定されています。
「両親が泊りに来た時のために和室を作っておきたいのですが??」
「今でも泊りに来てますか??」
「いいえ。でも、新築したら呼ぼうかなって考えています」
「今来ていないのであれば、これからも来ませんよ。自分の子供の家に泊まろうとは考えた事ないですね。自分はですね」
これもよくある会話です。もしものための和室ってもったいないです。自分だったら良いホテルに泊まってもらいますね!!
和室を作る工事費を考えれば安いと思います。
工事をする会社で考えると和室を作った方が工事費は上がります。そう考える会社は言われた通りに設計して作る事でしょう。
でも、最後に「和室って使わなかったね」なんて事になります。
そんな言葉は聞きたくありません。なので和室は作らない方向に持って行きます。これは今までの経験上でも判断です。
こだわりの和室を「それ良いですね!!」なんて聞いて設計に織り込む会社は売り上げが上がるからって事が一番の理由なのかもしれません。
もみの木ハウスの場合は、もみの木の空間より体感が悪くなるという事もあり設計には織り込まない。
「和室が欲しい」って言われ、必要性があるとなった場合、床をもみの木にして天井までもみの木にするちゃんとしたもみの木の部屋で作ります。
そっちの方が断然良いからですね!!