もみの木の家具
もみの木ハウスでは家具も「もみの木」で作っています。
床や壁がもみの木なので、その空間にもみの木以外の木で出来た家具が入ると違和感がある事が大きいです。
家具屋さんで買った家具も違和感があります。また「臭い」もします。
もみの木ハウスの澄み切った空気感があります。そこに既製品の家具が入ると臭いが凄い事になります。家具屋さんの中では気が付かなかった臭いです。
そんな理由でもみの木で家具を作る事になります。
テレビボードにダイニングテーブルにベッドの下駄箱に食器棚などもみの木で作っています。もみの木ハウスの中に入っても違和感がありません。
和ダンスや学習机なども作った事がある。
元々が家具屋さんではないのでカタログなどを見ながら、色々と想像して図面を書いて行きます。作ってみて使い勝手の悪い物は改修して行くのが常ですね。
作っていない物もあります。それは「椅子」です。これは奥が深すぎて難しい。よって手を出しません。失敗する事が初めから分かり切っているからです。
椅子は「カリモク家具」で買っていただく事にしています。
その方が使う人も心地良いからですね。座面の形や背もたれの形など人間工学に基づいての設計でしょうから、そこから勉強が必要になります。時間的に難しい。
餅は餅屋です。
調湿、消臭、抗菌効果があるもみの木を使い家具を作る事で、付加価値の高い家具が出来上がるという面白味も出て来ます。
変な化学物質を出さないので臭いも無い。
大量生産が出来ないので手作りにはなりますが、そこは勘弁いただくしかありません。出来たら空間にマッチしたものになります。
カラーコーディネートは考えていませんが、素材が同じなので必然的にそうなるわけです。建材メーカーの戦略とはまるで違う考えですが、理に合っていると言えます。
まだまだ増える事が考えられる家具。色々と考えて行かないといけないでしょうね(笑)