もみの木ハウスの床に水撒き!!
もみの木ハウスの場合「床に水撒き」するのがお手入れになります。
普通の家での床にワックス掛けみたいなことですね。なんで水撒きなのか??ってのがもみの木ハウスの不思議なところなんですね!!
ではなぜなのか??もみの木は「調湿効果」があるからなんですね!!
冬の季節、湿度は低くなります。家の中も外気が低くなるので当然下がります。湿度が下がるともみの木が含んでいる水分を吐き出し、50~60%に調整してくれます。
でも、それができるのはもみの木が水分を持っている間の事です。全てを吐き出すとカラカラになり湿度の調整はできなくなります。
そこで必要になるのが「床への水撒き」なんですね。
噴霧器などで水を撒くことで、もみの木が水分を含んでくれます。するとまた調湿できるようになります。冬は頻度を上げることですね。
湿度計が40%を切り込んだら水撒きを行うタイミングでしょう。
やらないとどうなるのか??もみの木が割れ始めます。建具や床や壁などが割れることになります。湿度が戻ったらくっついて分からなくなります。
慌てて補修とか行うと夏場におかしくなってしまいますからお気を付けください。
もみの木は「調湿効果」「消臭効果」「抗菌効果」「空気の浄化」など他の内装材が持っていないような効能がある素材です。
それをちゃんと働くように動かすのが水撒きのお手入れなんですね。面倒臭いですがやらないと効果が発揮できなくなります。
なんの効果もない床に見た目だけのワックスを掛けるより良いのではないのか??って勝手に思っています。
他の床材ではやってはならない事に当たる水撒きです。
中にはバケツで撒く人もいるようです。掃除とは違うお手入れなので楽しんでやってもらう事を願います。
特殊な事ですからね!!