カラーフロアってなに??
世の中に建っている新築住宅の9割の床は「カラーフロア」というものになっています。
カラーフロアとはベニヤの基材に印刷のシートを貼り、木の床や石張りみたいに見せる床の事を言います。
施工性が良く、クレームになりにくい処理がしてあります。傷が付きにくかったり、汚れが付きにくかったりです。
車椅子への対応がしてあったり、床暖房への対応がしてあったりと色々な種類のものがあります。
同じ商品で色が沢山あり、好みの物が選べるようになっているし、床が決まると他のルームセットとのカラーコーディネートまでできるようにメーカーが品揃えをしていますから便利です。
ただし、工業製品になるため経年劣化は避けられず、最初が一番きれいでだんだんと色褪せしていく事になります。
また、シート貼りなため、シートにまで及ぶ傷が入るとシートごとはげてくることも考えられます。劣化した場合は張り替える事を考える事になりますね。
1割ほどの家が「木の床」を使うようですが、ほとんどが国産の針葉樹となります。鹿児島は大体が「杉」です。
松材が安かったころは皆さんが「松」でしたが、値段が下がった杉の方を選ぶ人が最近は多いようです。
なので無垢材を使う会社は、その木の効能より「価格」で選んでいるって事でしょうね??効能ではないって話です。
杉の効能を話す人も少ないです。多くの人は「木は」って話しますからね。下手すると「無垢材は」ってなる。何の気を遣うのかも知らないって事です。
カラーフロアよりはましだと考える人も多いでしょうが、無垢材の方がヤバい事もあります。
カラーフロアはF☆☆☆☆(エフのフォースター)の基準をクリアしていますが、無垢材はその基準をクリアできていない場合があります。
木材はF☆☆☆☆をクリアできなかったので「木材は除く」って事になっていますからね。お気を付けください。
無垢材が正義ではないという事です。
最近は無垢材を使ったがためにシックハウスになる人も増えていますからね。実際に見学会に「体調が全く改善しなかった」という自然素材で建てた家に住んでいる人が来ますからね!!
どんな家なのか??建てる前にちゃんと確認する事です。