坪単価を聞く人は建てない人!!
見学会などで坪単価を聞いてくる人が居ます。
「この家で坪単価はいくらですね??」
ってね。そんな人には必ずこう答える。
「それを聞いてどうするんですか??」
と。だって坪単価はアベレージです。そんなの聞いても意味はありません。
「家から会社までの車の平均速度は何キロですか??」
みたいに聞くようなものです。何を知りたいのかが理解不能です。通勤時間を聞きたいのか??法定速度で走っているのを知りたいのか??燃費が気になるのか??
坪単価はアベレージなので家の面積によって変わる物です。30坪の家と60坪の家では坪単価は大きく変わります。
面積の小さい家は坪単価は高くなりますし、大きな家では坪単価は安くなります。その理屈を理解できないで坪単価が固定されてしまう。それは非常に危険な事なんですね。
電話で坪単価を聞いてくる人も居ます。
「おたくの会社の家は坪いくらなんですか??」
「家の大きさは何坪でしょうか??」
「それは分からないけど普通の家でいくらですか??」
「普通って何でしょうか??」
「一般的に建てる家でいいので、教えてください」
「一般的な家ではないので答えられませんね」
なんて堂々巡りです。こんな電話をする人は建てない人です。そんな人に答える必要はありません。って事になりますね。
車屋さんに行って
「このお店の車の平均の価格を教えてください」
みたいに聞くのと同じです。
「車種とグレードを決めていただけたらその車の金額は言えますけど・・・・・」
ってなるのが普通です。坪単価はローコストメーカーが総額を動かすために固定したわけです。それが独り歩きしている。
よく考えたら馬鹿な話なんですけどね??