家の性能
家の性能をどうするのか??
注文住宅ではその辺りも選べるのかもしれません。でも、それは間違いでしょう。
自分の場合は基本性能を決める事から始まりました。断熱性能は夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる家って事で断熱材やサッシの仕様を決めて行ったわけです。
試行錯誤の末に今の仕様に落ち着いた感じです。夏は28℃で冬は22℃の世界です。スリッパも靴下も要らない。
熊本地震で震度7の二回目で家が投下視したニュースを見て「制震ダンパー」を採用しました。耐震構造では二回目の自信に耐えられない事が分かったためです。
水災などは土地の場所で決まるので、そんな危険な場所には手を出しません。長期優良住宅も認定されませんからね!!
外壁も30年間の保証が付いた物を使う事、屋根材も高耐久な物を使う事にしています。この辺りは耐震とのバランスで判断しています。
そうしていたら「長期優良住宅」っていうものを国が作りました。その時は建てている家がその長期優良住宅の性能基準の範囲に余裕で入っていました。
数字で明らかに判断が出来た訳です。それから全棟が認定を受けています。
多くの住宅会社は「長期優良住宅」を目指して設計しているようです。なのでそこも注文が出来るみたいです。予算が無い人は外されるのでしょう。つまりは性能が落ちるという事です。
予算がある人は長期優良住宅で予算が無い人は普通の家。売上を考えての事でしょうが、お客さんが色々なグループに分かれる事を意味します。
そんなのは変ですね。もみの木ハウスではそれはしない事にしています。予算が無くても基本性能は変えません。変えるのは家の面積です。
「出来るだけ安くしてください。高い家は要りません」
なんて言う人の事を鵜呑みにして建てると、住んでからこう言われます。
「他の家とうちは違う気がするんですけど、どうしてですか??」
ってね。正直に説明しても次に必ず言われるのが、
「言ってくれたらそれぐらいは出せたのに!!」
ですね。それ以来、基本性能は変えない様にしています。それがお互いのためですからね!!