床がサラサラ
夏のこの時期、一般的な家の床は「ベタベタ」として気持ちが悪いのが普通でしょう。
スリッパを履かないと床に足跡が付き、移動の軌跡が残ります。これは多くの場合、床の表面に塗装が施されているからなんですね。表面を保護する事が目的です。
もみの木の床はいつでもサラサラしているのが普通です。素足の方が気持ちが良い。自分もすぐに靴下を脱ぎます。
なのでスリッパはない家が圧倒的ですね。少し考えると不衛生なものですからね。もみの木の床には「抗菌効果」もありますから、雑菌の繁殖などは考えにくいって事です。
もみの木の床は基本的には柔らかい木になります。浮造り加工がされていて硬い冬目が表面に出ての凸凹です。なので表面は硬いです。なので傷は付きにくいです。お手入れも楽です。
基本は「無塗装」になります。もみの木の効能を引き出すには無塗装でしょう。
「汚れるのではないか??」
なんて聞かれますが、ほとんどの汚れは無くすることができます。今までマジックやボールペンにクレヨンなどでの落書きも大丈夫でしたからね!!あまり気を使わない床になります。
自分はこのサラサラの床に布団を敷かずに、直に寝ています。
「体が痛くないですか??」
なんて聞かれますが「痛くありません。熟睡です」と答えています。夏はサラサラとして気持ちが良いですし、冬はすぐに体温と同じ温度になりますから寒い事などないですね!!
もう10年ぐらいは寝ているかもしれません。
ただし、このサラサラな床に寝ていると大きな欠点も生まれます。それは、
「出張先のホテルでよく眠れない」
って事です。全く眠れません。シーツがベタベタして気持ち悪い事とホテル内の空気の悪さでしょう。熟睡できた事などないですからね!!早く家に帰りたいと思うくらいです。
他の床の家には住めないかもしれません。
床がサラサラと気持ち良い事は、その人にかなりの影響を与えるかもしれません。知らず知らずのうちに色々な影響を受けています。我が家の床が3種類あったころを今思えば、床を歩くこともストレスでしたから!!
もみの木のグリップの良さからカラーフロアのグリップの無さにパイン材の甘いグリップ感です。歩き方が変わってました。
サラサラなもみの木に全て変えたらストレスも無くなりました!!