床に水撒き!!
もみの木ハウスの家ではもみの木の床に「水撒き」を行います。
普通の床では絶対にやってはいけない事です。変色するし床が傷む事になる。なので、
「床に水をこぼしたらすぐに拭き取ってください!!」
が常識ですね。でも、もみの木ハウスではその逆をやる。
「湿度計が40%を切り込んだら床に水を撒いてください!!」
ってなるんですね。では、どんな風に撒くのか??うちは4リットル入る噴霧器を使います。30坪の家である場合はそれで3杯分ですね。12リットルを一回で撒きます。
では、その水はどうなるのか??もみの木が吸い込んで保湿します。室内が乾燥すると吐き出して湿度を一定に保とうとします。
大体50~60%にしようと頑張ります。でも、もみの木の水分が無くなると水を吐き出せなくなる。よって水を撒く事になります。
水を撒いた後に回転式クリーナなどで拭き掃除をすると床に艶が出たりします。掃除とお手入は別だと言えます。
普段の掃除は掃除機で十分です。お手入での水撒きを行うって事です。やってみると分かりますが、空気が一変します。
やりたい人は毎日やっていたりします。目安は湿度が40%以下になった時です。夏場もやると良いですよ。エアコンを使うと意外と乾いていたりしますからね。
では、水を撒かないとどうなるのか??まず、もみの木の建具が割れ始めます。それをほおっておくと今度は床が割れ始めます。
湿度を50%まで戻すと割れた部分がくっ付いて分からなくなります。なので、慌てて何かを詰めたりすると今度は夏に変な事になりますからそのまま置いておく事です。
割れる理由は木の細胞が生きているからですね。思いきり人工乾燥させた木は細胞が壊れているので逆に割れにくくなっていたりします。
気の効能ではなく、見た目を優先する人は人工乾燥の含水率が5%ぐらいの木を使う事ですね。そうすると割れなくなります。ただし調湿は出来ません。
そんな家では除湿器と加湿器を動かす事になります。
どっちが良いのかは判断していただくしかありません。当然ですがもみの木ハウスは加湿器や除湿器が必要な仕様の家は建てません。
何でもやる会社ではありませんからね!!
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