掃除が楽な、もみの木ハウス。なぜなのか??
もみの木ハウスは掃除が楽です。なぜそうなのか??今日はその解説です。
基本的に、もみの木ハウスでは「静電気を帯びにくい材料」を内装材に使っています。一般の家はその真逆です。カラーフロアにビニールクロスは帯電します。
床は自然乾燥のもみの木ですし、壁や天井はもみの木以外はオガファーザーか土佐和紙を使います。静電気を帯びにくくなっています。
人が歩いても、掃除機を掛けても静電気は起きません。なので舞い上がった埃はそのまま、真下に落ちるだけ床や壁に吸い寄せられてこびり付くことはない。
また、もみの木ハウスの場合、料理の時に発生する「油煙」をもみの木が分解する事になります。これも大きいです。
一般的な家の場合、料理の時に出来た油煙と埃が合体し、それが静電気に吸い寄せられて床や壁に付着する事になります。
そうなると掃除機では吸い取れませんし、壁も何かで拭き取らないと取れないという事になります。
そうなると化学雑巾でそぎ落とすしかない。その化学物質が部屋中に充満する事になる。悪循環です。
もみの木ハウスの場合、掃除機だけで日頃の掃除は大丈夫です。そうなると活躍するのがロボット掃除機です。どこまでもフラットなので問題はないって話です。
最近では拭き掃除のできるロボット掃除機もあるので、それがお勧めです。
もみの木のお手入れに「水まき」があります。定期的にまくのですが、特に冬は乾燥するので頻繁にまく必要があります。これが手間と考えると、一般的なワックスがけと考えるか??でしょう。
飾り棚もたくさん取り付けますが、静電気が発生しないため壁側に埃が行く事はありません。よって埃を拭く事などないですね。
一般的な家である場合、飾り棚は絶えづ拭かないと埃が付着して汚れます。飾り棚もシート貼りですから静電気を帯びますからね。
家の構造が「高気密高断熱」なので窓を開ける事はないです。なので外部からの誇りが侵入してきません。家の中の誇りだけを考えておけばいいって話です。
そこも一般的な家との違いですね。
根本が違うので比べる事の意味があるのかどうか??なんて事にまで発展しそうな話になっていきます。ただ、人は2軒の家を住み比べる事は出来ません。
もみの木ハウスを検討されて他で建てた人達は「永遠の謎」のままでしょう。もみの木ハウスで建てた人は、検討した家を建てなかったことを喜んでいると思います。