窓は開けない??
高性能な家になればなるほど窓は開けなくなります。
エアコン1台で全館の冷暖房が可能になるので、外の空気を室内に流し込む事などしません。夏は27℃での運転になる。
冬はそもそも窓は開けない。冷気が家の中に入って来ますからね。家の中の空気は機械換気での入れ替えになります。
家の中の空気の半分が1時間で入れ替わります。窓を開けると計画換気がおかしくなるって事になります。
昔の家では窓を開けて空気を入れ替えていました。断熱性能もそこまで高くなかったので、外気を室内に入れていた訳です。
夏の夜など網戸から涼しい風が入ってきていました。今ほど気温も高くなかったのでそれで良かったのでしょう!!
今はそんな事では解決できないレベルになっています。家の中で熱中症とかなる時代ですからね!!恐ろしい時代です。
自分の子供時代は日陰に行くと涼しかったし、夕立が来た後は涼しくなっていなと記憶しています。最近は夕立も降りません。降ったら降ったでスポットで降ります。まるでスコール。
環境が大きく変化していると思います。そうなると家の中もちゃんと考えておかないとまずい事になる訳ですね。
断熱と気密を考えて、部屋の環境をどうするのか??なんて事を考えておかないといけません。これには高性能の家がどうなるのかを設計者が理解しているかどうかが大きく影響をします。
窓を開けない家とかを理解できているかどうか??
これって意外と理解できていません。設計者が「風の通り道」とか言い出したらヤバいでしょう。お気を付けください!!
自然な暮らしが良いって事でしたら風の通り道とかが大事になります。ある程度の我慢は必用になるって事ですね。
もみの木ハウスでは窓を開けなくっても快適な家です。しかももみの木が中の空気を浄化してくれる。それを踏まえての設計なんですね!!